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2022年12月21日歴史的建造物の活用を起点としたまちづくり事業「NIPPONIA」を展開する「NOTE」と「シナジーマーケティング」が資本提携
2022年12月20日、株式会社NOTEは、シナジーマーケティング株式会社と、資本提携契約を締結したことを発表しました。
NOTEは、歴史的建築物の活用を起点に、その土地の文化資産を尊重したエリアマネジメントや持続可能なビジネスを展開するまちづくり事業「NIPPONIA(ニッポニア)」を展開しています。
2022年12月現在、国内31地域で事業を展開しています。
シナジーマーケティングは、統合顧客管理CRMシステム「Synergy!」や、デジタルマーケティング事業を展開しています。
また、企業向けCRM事業やデジタルマーケティングの知見と実績を活用し、関係・交流人口の創出、育成を支援する地域創生事業「re:connect(リコネクト)」も進めています。
今回の提携により、「NIPPONIA」事業を起点に、シナジーマーケティングはCRMとデジタルマーケティングの知見を活かしたさまざまな協業施策を展開します。
具体的には、地域/企業/人が共創できる仕組みを構築した新たな収益モデルの創出、関係・交流人口創出・育成と地域のファンづくりの推進などです。
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国内では築50年以上の歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものは登録有形文化財として保存の対象となります。
しかしこの保存対象として外れる建造物は非常に多く、現在も全国各地で歴史ある建造物・建築物の保存・活用に関する課題が生まれています。
老朽化した建造物は地震などによる倒壊の恐れがあることから、もし保存・活用する場合は耐震工事などを行う必要があります。
また、歴史的建造物はその地域の文化的遺産・資産でもあり、適切に活用できれば地域の魅力を向上させることができます。
しかし地方では工事のための費用を捻出できないことが多く、そのまま解体となってしまう例がいくつもあります。
つまり、文化的遺産・資産を残していくには、活用することのメリットが工事・保存のための費用・負担を上回る必要があるのです。
そのためまちづくり団体・事業において歴史的建造物を活用するには、多様な視点によってプロジェクトを立ち上げ、進めていくことが重要です。
NOTEは「NIPPONIA」事業において、地域計画・事業計画・開発マネジメント・資金調達支援・事業者誘致・マーケティング・PR・運営支援といったさまざまな角度から歴史的建築物の活用を起点としたまちづくりプロジェクトを進めています。
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