創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年11月17日家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」を運営する「ソーシャルインテリア」が6億円調達

2022年11月16日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。
また直近では、2022年9月15日に総額約13億3,000万円の資金調達を発表しています。
ソーシャルインテリアは、家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」や、家具・家電のオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」、オフィス構築支援サービスを展開しています。
「サブスクライフ」は、月額で必要な時に必要な分だけ新品家具・家電を利用できるサービスです。初期費用を削減しデザイン性の高い家具・家電を利用できること、使い続けても商品価格を超えない月額料金設定などを特徴としています。
今回の資金は、「サブスクライフ」「サブスクライフ オフプライス」のシェア拡大、家具の循環型社会づくりの実現に向けた施策の加速に充当します。
—
月額料金でサービスやプロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスはさまざまな領域に広がっています。
音楽や動画のストリーミング配信などからはじまったサブスクは、今ではクルマや家具など高価な商品にも広がっています。
クルマ・家具などは高価であるため、一度購入すると買い替えなどが難しいものであるため、購入時には必要性を検討したり、入念に製品を吟味したりする必要があります。
しかし、クルマ・家具は機能性だけでなく、その見た目も魅力のひとつであり、機能性に満足していたとしても、気分を変えたいなどの理由で買い替えることがあります。
とくに家具は部屋の印象を決定づけるものであるため、もし気軽に家具を買い替えられるのであれば、さまざまな家具を試してみたいという潜在的なニーズが多くあるのではないかと考えられます。
家具のサブスクリプションサービスは初期費用が安いことや、処分費用がかからないこと、模様替えのハードルが下がることなどのメリットがあります。
さらに廃棄物の削減と家具の二次利用が促進されるため、持続可能な社会の実現のためには重要な家具の利用法になると考えられます。
株式会社ソーシャルインテリアのコメント
このニュースを受けまして、株式会社ソーシャルインテリアよりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
人材採用と認知拡大施策をメインとしております。
・今後の展望を教えてください。
ミッションである「よいものが、循環する社会へ」の実現に向けて、メーカー様とともに、三方良しのサービスを目指してまいります。
・読者へのメッセージをお願いします。
先行き不透明な時代の中、当社のサービスの成長に期待をいただくことができ、今回の調達を発表することができました。ご支援いただいている関係会社様に心より感謝申し上げます。当社のオフィス構築支援はスタートアップ/大手から非常にお引き合いも多い状況です。当社がお役に立てることがございましたら、お気軽にご連絡いただけましたら幸いです。
オフィス家具や内装はオフィスの生産性にも大きく影響してきます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、オフィス内装の考え方や、自然の取り入れる効果など、理想的なオフィスの作り方について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | オフィス オフプライス オフプライスマーケット サブスクライフ サブスクリプション ソーシャルインテリア 家具 家電 循環型社会 支援 株式会社 構築 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年8月10日、渋谷ブレンドグリーンエナジー株式会社は、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 渋谷ブレンドグリーンエナジーは、カーボンクレジット売買プラットフォーム「日本カーボ…
2020年10月1日、株式会社サイフューズは、太陽ホールディングス株式会社との間で、2019年2月に締結した「資本業務提携に関する基本合意書」に基づき、再生・細胞医療分野における業務提携契約(包括的パ…
2023年4月26日、ICS-net株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ICS-netは、食品原料に特化したWeb検索サービス「シェアシマ」を運営しています。 食品原料を探したい企業ユ…
2021年11月15日、株式会社ランドデータバンクは、株式会社マネーコミュニケーションズと業務提携契約を締結したことを発表しました。 ランドデータバンクは、建設業界向けの立替・決済サービスを提供してい…
2020年5月29日、株式会社digzymeは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生命科学研究のビッグデータ解析によって有用化合物の新規バイオ生産開発を可能とする情報基盤を…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…