注目のスタートアップ

企業データを基盤に営業の効率化を支援する「SalesNow」を展開する「QuickWork」が2億円調達

company

2022年11月16日、株式会社QuickWorkは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

QuickWorkは、全国500万社以上の企業データを基盤に営業の効率化を支援する「SalesNow(セールスナウ)」を展開しています。

企業データを活用することで、受注確度の高い企業の抽出や、未開拓企業へのアプローチ、最新の企業情報の取得、セールス業務の自動化を実現します。

今回の資金は、人材採用に充当する予定です。

従来のBtoBの営業における新規顧客開拓では、アポをとらずに企業に直接訪問する飛び込み営業や、見込みが高そうな顧客や虱潰しに電話をかけるテレアポが代表的な手法でした。

しかし、これらの営業は新型コロナウイルス感染症の流行によって難しくなってしまいました。

コロナ禍においては、アポを取らずに企業に押しかけると迷惑になってしまいますし、テレワークなどによって社員が少なくなっているため、電話をかけてもつながらなかったり、担当者がいなかったりすることから、以前の手法ではアポを取ることが難しくなっています。

こういった背景から近年は営業のデジタル化が進んでおり、新規顧客開拓においては企業データのニーズが高まっています。

また、テクノロジーを活用した内勤での営業のことをインサイドセールスといいます。

従来の営業では個人のスキルに依存する部分が大きく業務が属人化しがちで、営業組織として成長していくことが困難だったのですが、このインサイドセールスではデジタルツールを最大限に活用することから、データの取得・蓄積が可能になり、データを活用することで、組織における営業活動の標準化、業務効率化、自動化などを実現できるようになっています。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB QuickWork SalesNow セールス セールスナウ データ データベース 企業データ 効率化 営業
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」における衛星データ無料利用事業者の公募
経済産業省は、令和6年度「衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」における衛星データ無料利用事業者の公募について発表しました。 『令和6年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(SERVI…
データ連携基盤「WorkstyleOS」など提供の「ACALL」が資金調達
2020年9月28日、ACALL株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 オフィスワークにおける様々なスペースへのスマートなチェックインを実現するアプリケーション群「ACALL applic…
リテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を提供する「フェズ」が18億円調達
2022年11月10日、株式会社フェズは、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社電通グループと、住友商事株式会社です。 また、株式会社電通プロモーションプラスと、住友…
インフルエンサーマーケティングツール「Astream」などを展開する「A」が6億円調達
2023年6月20日、株式会社A(エース)は、デットファイナンスにより総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Aは、インフルエンサーマーケティングツール「Astream」や、SNSマーケテ…
“さわれる”3Dプラットフォーム「TAVIO」を開発する「OpenHeart」が7000万円調達
2024年11月8日、株式会社OpenHeartは、7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OpenHeartは、写真・動画を“さわれる3D”にするAIプラットフォーム「TAVIO」を開…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集