注目のスタートアップ

Webマーケティングプラットフォーム「dejam」を運営する「LeanGo」が資金調達

company

2022年11月1日、株式会社LeanGoは、資金調達を実施したことを発表しました。

LeanGoは、WebマーケティングのPDCAを高速化するためのプラットフォーム「dejam(デジャム)」を運営しています。

「dejam」は、競合調査・Googleアナリティクスの分析業務、サイト改善アイデアの獲得(CROサジェスト)、プロジェクト管理、ナレッジ管理を一気通貫で行うことができるプラットフォームです。

今回の資金は、同時機能の開発、知財の強化に充当します。また、いくつかの機能は年内完了を目指して特許を出願しています。

WebマーケティングにおけるWebサイトやLP(ランディングページ)の運営では、問い合わせや資料請求数の向上を目指します。

サイト流入数は一定以上ある一方で、CVR(コンバージョン率)が悪い場合は、サイトの構造、つまり問い合わせ・資料請求への導線の設計や行動喚起ができていないということになります。

CVR改善のためには、複数のバージョンのサイトを表示し、より高いパフォーマンスが出せるサイトを導き出すA/Bテストや、顧客のページ内の行動をサーモグラフィーのように可視化するヒートマップなどを利用し、サイトの構造を改善・最適化していきます。

A/Bテストやヒートマップツールはいくつも提供されていますが、一方でそこからの改善についてはPDCAサイクルを回し、一歩ずつ進めていく必要があります。

「dejam」は、一般的なWebマーケティングツールに搭載されている機能だけでなく、サイトのデザイン改善案を自動で提案するCROサジェスト機能を提供することで、PDCAサイクルの高速化に貢献しています。

株式会社LeanGoのコメント

このニュースを受けまして、株式会社LeanGoよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

国内初のWebマーケティング業務の完全自動化に向けた機能アップデートのため、より一層の開発体制強化を目的にさらなるデジタル化を実現するために資金調達先社より資金調達を実施しました。

・今後の展望を教えてください。

昨今DXにより、ありとあらゆるものがデジタル化し、デジタルリテラシーの高い人材が必要な一方で、人手不足が予測されております。弊社でこの課題は「ツールによる業務の自動化」で解決できると思っております。弊社のサービスであるdejamは「WebマーケティングのPDCAを自動化する」ためのプラットフォームを目指します。

・読者へのメッセージをお願いします。

弊社のミッションは「社会を前進させるための仕組みを創出する」です。今回調達させていただいた資金をもとに、開発速度の向上、知財周りの強化を行いLeanにGoした検証を進めていきます。

LPや企業のWebサイトは、顧客への情報提供や信頼性の確保のために重要な存在です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ dejam LeanGo LP PDCA Web Webマーケティング デジャム ランディングページ 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

創業支援など展開の「MAKOTO WILL」と事業承継プログラム「ロカビズ」運営の「Local Local」が業務提携
2020年10月15日、株式会社MAKOTO WILLは、Local Local株式会社は、業務提携したことを発表しました。 MAKOTO WILLは、地方自治体と連携した創業支援や、人材誘致・育成事…
SNSを活用した写真教室・教材販売の「CURBON」が8,000万円調達
令和元年7月31日、株式会社CURBONは、8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNSで多数のフォロワーを持つ写真家を講師とした対面型写真教室の実施や、写真技術のeラーニング講座配…
政策づくりのDX「issues」が6,500万円調達
2021年11月1日、株式会社issuesは、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 政策づくりのDXを推進する「issues 〜くらしの悩みをみんなで解決〜」を運営しています。 …
妊産婦のオンライン診療の普及により安心・安全な妊娠・出産環境の実現を目指す「メロディ・インターナショナル」が1.6億円調達
2021年2月5日、メロディ・インターナショナル株式会社は、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 モバイル胎児モニターを核とした、クラウド周産期遠隔医療プラットフォームの普…
不妊治療専門クリニック 「トーチクリニック」のプロデュースなどを展開する「ARCH」が9億円調達
2024年11月26日、株式会社ARCHは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ARCHは、不妊治療専門クリニック「トーチクリニック」のプロデュースや、婦人科・不妊治療に特化したサポー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集