注目のスタートアップ

コミュニティアプリ「Tailor Works」やコミュニティコンサルティングを提供する「テイラーワークス」が「Relic」と資本業務提携

company

2022年10月26日、株式会社テイラーワークスは、株式会社Relicと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

テイラーワークスは、コミュニティアプリ「Tailor Works」と、コミュニティコンサルティングを提供しています。

「Tailor Works」は、地域・産業・テーマ別など、さまざまなカテゴリのオンラインコミュニティを構築することで、人・企業・団体・自治体などをつなぐコミュニティアプリです。

地域課題の解決やコミュニティビジネスを促進する機能として、コミュニティメンバーの課題を質問によって抽出するチャットボット型コンシェルジュ、オンライン配信サービスと連携したイベント開催機能、トーク・相談機能、記事コンテンツを投稿できるマガジン機能などを提供しています。

Relicは、新規事業支援に特化した独自のSaaSやプラットフォーム、新規事業開発やイノベーション創出に関わる一気通貫のトータルソリューション、共同事業開発/JVの立ち上げやベンチャー・スタートアップ投資を通じたオープンイノベーションを展開しています。

今回の提携により、両社の経営資源を活用しながら地域主体のコミュニティを通じて事業開発支援・促進を行います。

具体的には、各地域拠点におけるコミュニティを活用した産業エコシステムの構築、産業課題や地域のステークホルダーの可視化及び抽出、コミュニティアプリ「Tailor Works」とRelic社のツールとのAPI連携による資金面での地域課題解決支援などを行います。

さらに2022年末から、コミュニティを通じたアクセラレーションプログラムやワークショップなどの提供を開始する予定です。

少子高齢化と東京一極集中により、地域では人口減少とそれに伴う税収減が大きな課題となっています。

さらに、地域の過疎化が進むと地域社会の生産機能や環境が低下していくため、住人の生活を維持できなくなってしまいます。

そのため地域では、地域を活性化し、新たな雇用や関係人口を創出する取り組みが求められています。

コミュニティビジネスとは、コミュニティ=地域の課題の解決を目指すビジネスのことです。

コミュニティビジネスでは地域に眠る資源を発掘し、その魅力を発信したり、地域の人材を活かすことで、地域活性化や関係人口の創出を実現します。

コミュニティビジネスの最大の課題は、事業の自立・継続であるといわれています。さまざまな担い手がコミュニティビジネスに取り組むことになりますが、その中には経営に関する知識がない者から、収益をあげにくい事業に取り組む者もいます。

こうした担い手を地域が一体となって支援することが重要であることから、地域のネットワーク・コミュニティをいかに構築するかが争点となってきます。

テイラーワークスは、オンラインにおけるコミュニティ創出と、その活性化を支援することで、地域の課題解決に貢献しています。

社会課題を解決するビジネスは、自治体や他企業と連携して進めていくことが重要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Relic Tailor Works アプリ コミュニティ コミュニティビジネス コンサルティング テイラーワークス ローカルビジネス 地域 地域課題 地方 地方ビジネス 株式会社 自治体 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

宇宙産業における総合サービスを提供する「Space BD」が10.4億円調達
2021年12月1日、Space BD株式会社は、総額10億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 衛星打ち上げサービスや、国際宇宙ステーション(ISS)での実験サービス、宇宙機器調達…
キーワード検索・記事・YouTube動画の要約からTwitter投稿を自動化する「ZipNews」ベータ版がリリース
2023年5月29日、株式会社Agoraxaは、「ZipNews」のベータ版をリリースしたことを発表しました。 「ZipNews」は、OpenAI社の大規模言語モデルGPT-4を活用した自動記事作成・…
AI英会話アプリを提供する「スピークバディ」が資金調達
2024年2月16日、株式会社スピークバディは、資金調達を実施したことを発表しました。資金調達額は累計16億円となります。 スピークバディは、AI英会話アプリ「スピークバディ」、オンライン英語コーチン…
保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」やフレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS」などを展開する「PETOKOTO」が資金調達
2023年5月10日、株式会社PETOKOTOは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、JR 東日本スタートアップ株式会社や、Spiral Innovation Partners LLP(…
インフルエンザ等感染症迅速検査デバイス開発の「ナノティス」が資金調達
2020年5月20日、ナノティス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大正製薬株式会社です。 次世代の迅速検査デバイスの研究開発を行っています。まずは、インフルエンザを対象に、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集