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お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」など運営の「400F」が12億円調達

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2022年10月25日、株式会社400Fは、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。

400Fは、お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」や、お金の悩み・疑問を解決するWebメディア「オカネコ」を展開しています。

「お金の健康診断」は、資産形成などお金に関する相談を求めるユーザーと、FP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)をマッチングし、チャットを通じてさまざまなアドバイスを提供しています。

資産運用、保険、住宅ローン、相続など幅広い内容を相談できます。さらに、複数のアドバイザーのコメントを比較できる点を特徴としています。

また、2022年1月からは、「お金の健康診断」を軸とした新規事業として、投資信託や保険販売の仲介サービスを提供する金融オンラインアドバイザー事業を展開しています。

今回の資金は、マッチングアルゴリズムなどのプロダクト開発、マーケティング活動、採用活動の強化などに充当します。

独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA:Independent Financial Advisor)とは、特定の証券会社に所属せず、顧客に対して中立な立場で資産運用に関するアドバイスを行う専門家のことです。

アメリカは個人の資産形成に対する意識が高いため、IFAは医者・弁護士と並んで社会的信用度の高い職業となっています。

IFAは日本においては認知度が低かったのですが、低金利政策や公的年金の支給水準が減少するとの試算が公表されたことなどがあり、近年は資産形成の重要性が高まっています。こういった背景からIFAの数が増え、認知度も高まっています。

一方で、日本証券業協会の「2021年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)」によると、株式や投資信託を購入しない理由では、「知識を持っていない」という人が約20%、「ギャンブルのようなもの」だと思っている人が株式では約24%、投資信託では約17%であり、また「興味がない」という人が5割以上存在しています。

そのため資産形成に関して気軽に相談できたり、的確なアドバイスを受けられるような環境が求められています。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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