注目のスタートアップ

コレクティブNFTを用いたアイドルアニメ制作プロジェクト「METAIDOL」を展開する「エヌエフティアーツ」が「エディア」と資本業務提携

company

2022年10月14日、エヌエフティアーツ株式会社は、株式会社エディアと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

エヌエフティアーツは、スマートフォン向けリズムゲーム『アイドルコネクト』や、VTuberプロジェクト「ウタゴエ放送部♪」のコンテンツプロデューサー宮脇元康氏が創業したNFTスタートアップです。

自社IPのNFTプロジェクト「METAIDOL」を展開しています。

「METAIDOL」は、コレクティブNFTを用いたアニメーション制作プロジェクトです。

2022年7月29日にパブリックセールを実施し、Gen1の予定枚数の1,061枚はすべて完売しています。

Gen1では、楽曲制作、ミュージックビデオの制作、秋葉原への広告展開を行う計画です。

長期的なロードマップとして、メタバースゲームの実現を目指しています。

エディアは、ライトノベルや漫画の出版事業(ポルカコミックス、一二三文庫など)、IP事業などを展開しています。

今回の提携により、エディアと関連会社が保有するIPコンテンツのNFT制作、「METAIDOL」などとのNFTコラボレーションなどを展開していきます。

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することで、改竄されていないことや個人が所有していることを証明する証明書のようなデータが記録されたデジタルデータのことです。

これまでデジタルデータは複製・改竄が容易であったため、現実世界でのモノとしての価値を与えることは困難でしたが、NFTはこの課題を解決し、デジタルデータであってもモノとしての価値を与え、流通数を絞ることによるプレミア価値、一点もののアートとしての提供などを可能にしました。

NFTはブロックチェーン技術を活用しているものであるため、まずは暗号資産関連の人びとに注目され、NFTアートに高値がついたこともあり、投機の対象として話題を集めています。

コレクティブNFT(またはコレクタブルズNFT)とは、ひとつのコンセプトをもとにシリーズとしてリリースされるNFTのことです。

コレクション要素があるため、上手くブランディングができ、話題となれば保有していることがネット上で一種のステータスとなり、新作のリリースのたびに価値が上昇していくことになります。

「METAIDOL」は、このコレクタブルズNFTの発行・販売を通じ、楽曲・アニメ制作を行うというプロジェクトです。

声優のオーディションにあたっては、NFTホルダー(NFTの保有者)の投票で決定するため、ユーザーとの共創でつくりあげていくプロジェクトとなります。

事業の拡大には資金調達が重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IP METAIDOL NFT アイドル アイドルコネクト アニメ アニメーション エディア エヌエフティアーツ コレクティブNFT プロジェクト メタバース 制作 株式会社 楽曲 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

LINEからハイヤーを呼べる「VIPハイヤー配車」を運営する「ライトマークス」が1億円超調達
2022年5月19日、株式会社ライトマークスは、1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」です。 ライトマーク…
デジタルウォレットアプリ提供の「Kyash」が49億円調達
2022年3月17日、株式会社Kyashは、総額49億円の資金調達を実施したことを発表しました。 デジタルウォレットアプリ「Kyash」を提供しています。 アプリから仮想的なVisaカードを発行でき、…
ロボット遠隔制御サービス「HATS」開発の「キビテク」が1.5億円調達
2022年2月16日、株式会社キビテクは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ロボット遠隔制御サービス「HATS(Highly Autonomous Teleoperati…
即時尿検査キットを開発・販売する「ユーリア」が資金調達
2024年3月25日、株式会社ユーリアは、資金調達を実施したことを発表しました。 ユーリアは、個人向けの即時尿検査キットを開発・販売しています。 シート上の検査キットに尿をかけ、専用のアプリで撮影する…
ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」展開の「メップル」が資金調達
2020年12月10日、株式会社メップルは、資金調達を実施したことを発表しました。 ウェルネス・プロテイン「KOREDAKE」を展開しています。 女性が1食に必要な31種類の栄養素を配合した完全栄養プ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集