注目のスタートアップ

スマートロック「SESAME」シリーズを展開する「CANDY HOUSE JAPAN」が「アスタリスク」と資本業務提携

company

2022年10月14日、CANDY HOUSE JAPAN株式会社は、株式会社アスタリスクと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

CANDY HOUSE JAPANは、スマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズや、IoTスマートホームデバイスを展開しています。

「SESAME」は後づけのスマートロックで、安価、コンパクト、軽さなどを特徴としています。

さらに、特殊な鍵であっても、オプション(送料込・税込600円)で、3Dプリンターによって対応させるアダプターを作成し提供しています。

アスタリスクは、画像認識・バーコード・RFID・センサーなどのモノ認識の技術を活用したソリューションを展開しています。

2022年4月には、スマートフォンで顔を読み取り人物を特定するクラウド型の認証サービス「AsReader One」を発表しています。

今回の提携により、「SESAME」とアスタリスクの顔認証技術を組み合わせ、新たなプロダクト・ソリューションを展開します。

スマートロックとは、スマートフォンなどのデバイスから鍵の解錠・施錠が行えるIoTデバイスとそのシステムのことです。

スマートフォンから鍵の操作が行えるという利便性や、セキュリティが向上するなどの防犯面のメリットがあります。

特定の人物に一定時間、解錠のための鍵を遠隔(オンライン)で渡すといったことも可能であるため、オフィスの鍵や、コワーキングスペースの無人化などでも活用されています。

スマートロックには室内側のサムターンに被せて取りつけるタイプ、サムターンに取りつけ、さらに屋外に解錠用の装置を取りつけるタイプ、シリンダーを置き換える交換が必要なタイプなどさまざまな種類があります。

「SESAME」は、室内のサムターンに取りつけるタイプのスマートロックです。シンプルな構造であるため比較的安価に導入でき、さらに有償オプションでさまざまな形の鍵にも対応可能なアダプターを作成していることを特徴としています。

現在は、スマートフォンによるアプリ経由での解錠が主となっていますが、スマートフォンのロック解除と同じように、指紋や顔認証などの生体認証を採用したスマートロックも見受けられます。

生体認証はスマートフォンなどなくしたりしても解錠できるというメリットがありますが、指紋認証は手袋をしていたり、手が荒れていたりした場合は解錠できないことがあります。そのため鍵の生体認証では、顔認証や網膜認証が主たる生体認証になると考えられます。

ビジネスを大きく成長させるには、戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CANDY HOUSE JAPAN IoT SESAME アスタリスク スマートホーム スマートロック セサミ 株式会社 画像認識 認証 資本業務提携 電子錠 顔認証 顔認識
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

遊びの予約プラットフォーム「アソビュー!」や観光・レジャー・文化施設向けSaaSなど提供の「アソビュー」が30億円調達
2021年12月24日、アソビュー株式会社は、総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 遊びの予約プラットフォーム「アソビュー!」、観光・レジャー・文化施設向けSaaS、DXソリューション…
【3/20開催】リアル&オンラインセミナー「リアルタイム経営実現に向けたERP導入のポイント」
大阪中小企業投資育成株式会社が主催する「リアルタイム経営実現に向けたERP導入のポイント」が開催されます。 スピーディーな意思決定を行うためのERP基幹システム活用を事例とともに紹介します。 概要 日…
AIエンジンの研究開発・製品化を展開する「Nextremer」が資金調達
2020年2月17日、株式会社Nextremerは、資金調達を実施したことを発表しました。 機械学習を中心としたAIテクノロジーの社会実装を目指し、研究開発・製品化を行っています。 具体的には、自社研…
体調データを基に研究・解析を行う研究開発型ベンチャー「HERBIO」が1.2億円調達
2021年1月20日、株式会社HERBIOは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HERBIOは、自身の研究により直腸温(深部体温)と臍部周辺温度の相関性を確認しています。…
排泄センサー「ヘルプパッド」を展開する「aba」が累計12億円調達
2023年2月7日、株式会社abaは、資金調達を実施したことを発表しました。 abaは、排泄センサー「Helppad(ヘルプパッド)」を開発・販売しています。 「ヘルプパッド」は、ベッドに敷くことで、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集