創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月17日スマートロック「SESAME」シリーズを展開する「CANDY HOUSE JAPAN」が「アスタリスク」と資本業務提携
2022年10月14日、CANDY HOUSE JAPAN株式会社は、株式会社アスタリスクと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
CANDY HOUSE JAPANは、スマートロック「SESAME(セサミ)」シリーズや、IoTスマートホームデバイスを展開しています。
「SESAME」は後づけのスマートロックで、安価、コンパクト、軽さなどを特徴としています。
さらに、特殊な鍵であっても、オプション(送料込・税込600円)で、3Dプリンターによって対応させるアダプターを作成し提供しています。
アスタリスクは、画像認識・バーコード・RFID・センサーなどのモノ認識の技術を活用したソリューションを展開しています。
2022年4月には、スマートフォンで顔を読み取り人物を特定するクラウド型の認証サービス「AsReader One」を発表しています。
今回の提携により、「SESAME」とアスタリスクの顔認証技術を組み合わせ、新たなプロダクト・ソリューションを展開します。
—
スマートロックとは、スマートフォンなどのデバイスから鍵の解錠・施錠が行えるIoTデバイスとそのシステムのことです。
スマートフォンから鍵の操作が行えるという利便性や、セキュリティが向上するなどの防犯面のメリットがあります。
特定の人物に一定時間、解錠のための鍵を遠隔(オンライン)で渡すといったことも可能であるため、オフィスの鍵や、コワーキングスペースの無人化などでも活用されています。
スマートロックには室内側のサムターンに被せて取りつけるタイプ、サムターンに取りつけ、さらに屋外に解錠用の装置を取りつけるタイプ、シリンダーを置き換える交換が必要なタイプなどさまざまな種類があります。
「SESAME」は、室内のサムターンに取りつけるタイプのスマートロックです。シンプルな構造であるため比較的安価に導入でき、さらに有償オプションでさまざまな形の鍵にも対応可能なアダプターを作成していることを特徴としています。
現在は、スマートフォンによるアプリ経由での解錠が主となっていますが、スマートフォンのロック解除と同じように、指紋や顔認証などの生体認証を採用したスマートロックも見受けられます。
生体認証はスマートフォンなどなくしたりしても解錠できるというメリットがありますが、指紋認証は手袋をしていたり、手が荒れていたりした場合は解錠できないことがあります。そのため鍵の生体認証では、顔認証や網膜認証が主たる生体認証になると考えられます。
ビジネスを大きく成長させるには、戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CANDY HOUSE JAPAN IoT SESAME アスタリスク スマートホーム スマートロック セサミ 株式会社 画像認識 認証 資本業務提携 鍵 電子錠 顔認証 顔認識 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年4月3日、SCIVAX株式会社と大日本印刷株式会社は資本業務提携を行い、合弁会社「ナノインプリントソリューションズ株式会社(Nanoimprint Solutions Co., Ltd.)」…
2022年10月3日、株式会社人機一体は、大和工業株式会社と資本提携契約を締結したことを発表しました。 人機一体は、Man-Machine Synergy Effector (MMSE)=人間機械相乗…
2022年1月20日、アーカス・ジャパン株式会社は、「Arcury(アーキュリー)」をリリースしたことを発表しました。 「Arcury」は、顧客価値主導型CRM「EMOROCO AI」を組み込み、顧客…
2024年10月23日、Sotas株式会社は、総額4億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sotasは、化学のデジタルプラットフォーム構築を目指し、「Sotas工程管理」「Sotas…
2023年4月28日、LiLz株式会社は、総額約5億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LiLzは、アナログメーターなどの目視巡回点検をリモート化するIoT・AIサービス「LiLz…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…