注目のスタートアップ

ロボットのエレベーターや自動ドアを利用したフロア間・エリア間移動を実現する「LCI」を提供する「Octa Robotics」が1億円調達

company

2022年10月6日、株式会社Octa Roboticsは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Octa Roboticsは、ロボット・建物設備間連携に特化したマルチベンダー型のインターフェースサービス「LCIサービス」を開発・提供しています。

ロボットとエレベーターや自動ドア・セキュリティを連携することで、ロボット単体でのフロア・エリア間移動を実現するインターフェースサービスです。

経産省主導で策定されたRRIプロトコルに準拠したオープン仕様を採用しており、エレベーター会社やロボットベンダーを問わず接続可能です。

今回の資金は、「LCIサービス」のマーケティングや、サポート体制の構築、人材採用に充当します。

国内では労働人口の減少に伴う人手不足を補うため、ロボットなどテクノロジーの活用が推進されています。

一方、警備ロボット・清掃ロボットなどのサービスロボットをオフィスビルや商業施設などに本格導入する際には、エレベーターや自動ドアの利用の課題があります。

現在、一般的に提供されているサービスロボットの多くは、単独でエレベーターや自動ドアを利用することができません。そのため、現状では多くのサービスロボットが単一フロア内での稼働を前提としています。

そのため、複数ロボットと建物のシステムを統合制御するシステムが求められています。

Octa Roboticsの「LCIサービス」は、ロボットと建物設備の連携・管理を実現するサービスであり、ロボットベンダーやエレベーターのメーカーを問わずに連携できることから、多様な現場でのロボット活用を実現します。

事業拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ LCI LCIサービス Octa Robotics エレベーター ロボット 建物 株式会社 自動ドア 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ネット不動産マーケットプレイス「RENOSY」などを展開する「GA technologies」が「三菱UFJ銀行」とシステム開発投資に対する20億円の融資契約を締結
2023年3月27日、株式会社GA technologiesは、株式会社三菱UFJ銀行との間で、システム開発投資に対する20億円の融資契約を締結したことを発表しました。 GA technologies…
空き情報プラットフォーム「VACAN」提供の「バカン」が資金調達
2021年10月27日、株式会社バカンは、資金調達を実施したことを発表しました。 IoT・AIを活用して店舗などの空き情報を収集・解析・配信するサービス「VACAN」を提供しています。 独自のAIアル…
「Chatwork」がプロのアドバイザーにHP制作や動画制作を相談できるサービス「幹事」シリーズを提供する「ユーティル」に出資
2023年6月21日、Chatwork株式会社は、株式会社ユーティルに出資したことを発表しました。 Chatworkは、ビジネスチャット「Chatwork」を展開しています。2022年に組成したコーポ…
「創業手帳」によるセミナー「キャッチコピーの作り方講座」が1/12に開催 参加者募集
創業手帳株式会社は「キャッチコピーの作り方講座」を2021年1月12日(火)に開催することを発表しました。 「キャッチコピーの作り方講座」は、キャッチコピー=伝わる文章だと捉え、伝わる文章を書くための…
リモート・デスクトップ・サービス「どこでもデスクトップ」提供の「ドコデモ」が6,000万円調達
ドコデモ株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、リモート・デスクトップ・サービス「どこでもデスクトップ」の正式リリースも併せて発表しました。 「どこでもデスクトッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集