創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月7日ロボットのエレベーターや自動ドアを利用したフロア間・エリア間移動を実現する「LCI」を提供する「Octa Robotics」が1億円調達

2022年10月6日、株式会社Octa Roboticsは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Octa Roboticsは、ロボット・建物設備間連携に特化したマルチベンダー型のインターフェースサービス「LCIサービス」を開発・提供しています。
ロボットとエレベーターや自動ドア・セキュリティを連携することで、ロボット単体でのフロア・エリア間移動を実現するインターフェースサービスです。
経産省主導で策定されたRRIプロトコルに準拠したオープン仕様を採用しており、エレベーター会社やロボットベンダーを問わず接続可能です。
今回の資金は、「LCIサービス」のマーケティングや、サポート体制の構築、人材採用に充当します。
—
国内では労働人口の減少に伴う人手不足を補うため、ロボットなどテクノロジーの活用が推進されています。
一方、警備ロボット・清掃ロボットなどのサービスロボットをオフィスビルや商業施設などに本格導入する際には、エレベーターや自動ドアの利用の課題があります。
現在、一般的に提供されているサービスロボットの多くは、単独でエレベーターや自動ドアを利用することができません。そのため、現状では多くのサービスロボットが単一フロア内での稼働を前提としています。
そのため、複数ロボットと建物のシステムを統合制御するシステムが求められています。
Octa Roboticsの「LCIサービス」は、ロボットと建物設備の連携・管理を実現するサービスであり、ロボットベンダーやエレベーターのメーカーを問わずに連携できることから、多様な現場でのロボット活用を実現します。
事業拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | LCI LCIサービス Octa Robotics エレベーター ロボット 建物 株式会社 自動ドア 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年8月27日、ライフログテクノロジー株式会社は、「カロミル」の利用者の食事履歴などのライフログ・データをWeb APIで簡単にデータ取得できる「Calomeal Connect」を法人向けに提…
2019年9月3日、株式会社スマートショッピングは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 お買い物支援コンシェルジュ・サービス「スマートショッピング」や、在庫管理・発注自動化IoTソリ…
2020年10月8日、株式会社インフィニティエージェントは、FBモーゲージ株式会社と業務提携したことを発表しました。 インフィニティエージェントは、AIを活用した住宅ローン借り換えサービス「住宅ローン…
2023年7月3日、N.Avenue株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 N.Avenueは、世界最大のWeb3・デジタル資産メディアを運営する米・CoinDesk社との独占的なパートナ…
2021年12月16日、東京ロボティクス株式会社は、株式会社五十嵐電機製作所との資本業務提携を通じ、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 東京ロボティクスは、研究用のロボットアームや人型ロボ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…