注目のスタートアップ

代理店連携管理クラウド「PartnerSuccess」提供の「パートナーサクセス」が2.2億円調達

company

2022年9月14日、パートナーサクセス株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

パートナーサクセスは、代理店連携管理クラウド(PRM)「PartnerSuccess」を開発・提供しています。

ベンダー(メーカー)と代理店間の契約管理から、販促資料の提供、案件管理などさまざまな業務を一元化することで、両社の良好な関係構築と、管理コスト削減を実現するクラウドシステムです。

今回の資金は、人材採用など開発組織の拡大に充当します。

外部のビジネスパートナーと契約し、展開するプロダクト・サービスの営業・販売を担ってもらう仕組みをパートナー販売(代理店営業、パートナーセールス)といいます。

パートナー販売のメリットには、自社で大きな営業組織を構築する必要がなくなり営業コストを削減できること、パートナーの販路を活用できることなどが挙げられます。

IT業界ではパートナー販売はひとつの商習慣として根付いており、ソフトウェア・ハードウェアどちらの販売においてもよく利用されています。

また、海外のIT企業のプロダクト・サービスが日本に進出する際にも代理店がよく利用されており、たとえば、ビデオ会議システム「Zoom」の国内売上の約7割は代理店からもたらされているといいます。

一方で、パートナー販売には、コミュニケーションの問題からパートナーとの良好な関係構築ができず、成果を出すことが難しいという課題を抱えています。

この課題は、パートナー販売に関する知見が少ない、SaaSなどを展開する新興のIT企業が抱えることが多いといわれています。

パートナーサクセスは、米国で生まれた、パートナーとの良好な関係を築くマーケティングの考え方であるPRM(Partner Relationship Management)を実現するためのクラウドサービス「PartnerSuccess」を提供し、パートナー販売の課題解決を支援しています。

営業は、企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ PartnerSuccess PRM クラウド パートナー パートナーサクセス 代理店 代理店連携管理 株式会社 案件管理 管理 資金調達 連携
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

5Gデータと生成AI活用によりモバイル通信の低遅延を実現するソリューションを開発する「FYRA」が資金調達
2024年12月23日、FYRA株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 FYRAは、5Gデータのリアルタイム処理技術と生成AIを活用し、モバイル通信の低遅延を実現するソリューションを開発し…
美容医療口コミ・予約アプリ運営の「トリビュー」が3.5億円調達
2019年8月8日、株式会社トリビューは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 国内最大級の美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営しています。 ユーザーによる15万…
事業承継促進プラットフォーム「relay」が立ち上げ 2020年春に本サイト開設予定
2020年2月13日、株式会社ライトライトは、「relay(リレイ)」の立ち上げを発表しました。 また、同日にティザー・サイトにリリースされました。 本サイトの開設は、2020年春を予定しています。 …
ドローンによるエンターテインメントショーを手がける「ドローンショー・ジャパン」が5億円調達
2024年9月4日、株式会社ドローンショー・ジャパンは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドローンショー・ジャパンは、ドローンを用いた航空ショー事業を展開しています。 自社でドロー…
現場の改善提案クラウド「Cayzen」を提供する「エイトス」が1.2億円調達
2022年12月2日、エイトス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エイトスは、現場の改善提案クラウド「Cayzen(カイゼン)」を提供しています。 「Cayze…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集