創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年9月14日建設現場の建機レンタル品管理をデジタル化する「Arch」が5,000万円調達

2022年9月14日、株式会社Archは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、「Arch(アーチ)」を正式リリースしたことも併せて発表しました。
「Arch」は、建設現場の建機レンタル品管理をデジタル化するサービスです。
発注選定業務を効率化する「一括見積」、アナログな発注をデジタル化・自動化する「オンライン自動発注」、現場内の在庫管理をデジタル化する「在庫管理」の3つのサービスで構成されています。
今回の資金は、サービス開発、セールス強化に充当します。
—
建機レンタルとは、油圧ショベル・ブルドーザー・クレーンなどの建設機械を貸し出すビジネスです。
建機は大きな機械であるため保管にコストがかかります。さらに機械そのものも高価であるため、レンタルのメリットは高いといえます。
このことから、国内において使用されている建機の約6割はレンタルとなっています。
建機レンタル業界におけるレンタルの受発注は主に電話で行われています。
一方で、建設現場は24時間稼働している現場もあり、夜中の建機注文のニーズがあります。
しかし、通常の建機レンタル会社の電話注文は営業時間内しか受けつけていません。さらに、注文が集中する時間帯もあるため、受発注に時間と手間がかかることが課題となっています。
「Arch」は、こうした建機レンタルに関する業務をデジタル化し、建設会社・建機レンタル会社双方に、コスト削減・工数削減・効率化などのメリットを提供しています。
効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | オンライン デジタル化 レンタル 効率化 受発注 在庫管理 建機 建設 建設機械 株式会社 機械 正式リリース 現場 自動化 見積 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年3月13日、株式会社RECEPTIONISTは、資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド受付システム「RECEPTIONIST」を提供しています。 日程調整や、会議室の予約、担当者へ…
2023年11月28日、Co-Studio株式会社は、子会社である株式会社do.Sukasuが、総額約4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 do.Sukasuは、Co-Studioと…
2024年4月12日、Spiber株式会社は、100億円を超える資金調達を実施したことを発表しました。 Spiberは、独自の構造タンパク質「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」素…
2022年8月1日、株式会社フツパーは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フツパーは、外観検査自動化AIサービス「メキキバイト」を提供しています。 クライアント企業の環境…
2023年9月21日、MCPアセット・マネジメント株式会社は、MCPグループが運営する、九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合が、株式会社Kyuluxに2億円の出資を実行したこ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

