注目のスタートアップ

非接触型AI肌診断アプリ「HADABON」開発の「AquaAge」が1,200万円調達

company

2022年8月30日、AquaAge株式会社は、総額1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。

AquaAgeは、非接触型AI肌診断アプリ「HADABON」を開発し、2022年6月にβ版をリリースしています。

「HADABON」は、スマートフォンで顔写真を撮るだけで肌診断ができるアプリです。

水分量・シミ・シワ・くま・キメ・毛穴・ニキビ・黒ずみの8項目から肌状態を確認でき、状態の変化を月単位で記録しグラフで確認することも可能です。

また、美容系事業者向け非接触型AI肌診断アプリ「HADABONーPro」も開発しています。

今回の資金は、人材採用、健康・ビューティ企業向けSaaSの開発に充当します。

美容皮膚科やスキンケアに力を入れる皮膚科には、肌の状態を分析できる専用の機械である肌診断器が導入されています。

また、百貨店やドラッグストアでも簡易的な肌診断器などにより肌診断を実施してくれるところがあります。

肌質は人それぞれ異なり、肌質にあったスキンケアやメイクをしなければ、肌質を守ったり改善したりすることはできません。

しかし、肌質は個人の知識では判断しにくい部分が多いため、肌診断サービスが求められています。

また、肌の状態はスキンケアや体調によって日々変わっていくため、その変化を正確に記録したいというニーズもあります。

こうしたニーズを満たすことを目的としているのが、非接触型AI肌診断アプリ「HADABON」です。

スキンケア用品や化粧品はさまざまなものが販売されていますが、この中から自分に合ったものを選ぶのは非常に困難です。

また、自分に合いそうな化粧品を見つけても、近隣の店舗では取り扱っておらず、ECで購入して失敗してしまうということをくり返している消費者も多くいます。

もし自宅で手軽に肌診断ができれば、自分に合ったスキンケア用品・化粧品を選ぶことができ、ネットでも購入に失敗する確率が低くなるでしょう。

事業の拡大のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AquaAge スキンケア 株式会社 肌診断 診断 資金調達 非接触
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

いきものコレクションアプリ「Biome」を中心に生物多様性に特化した事業を展開する「バイオーム」が3.3億円調達
2023年4月20日、株式会社バイオームは、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 バイオームは、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」、生物調査専用アプリ「B…
「保育園留学」「ふるさと食体験」などの地方創生事業を展開する「キッチハイク」が資金調達
2022年12月28日、株式会社キッチハイクは、総額5億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 キッチハイクは、地域と子育て家族をつなぐ「保育園留学」や、地域と生活者をつなぐオンライン…
「エムスリー」と「ディープコア」が医療系AI分野の事業化支援プログラムを開始
エムスリー株式会社と、株式会社ディープコアは、医療系AI分野における産業育成を支援するプログラムを発表しました。 臨床でのAI活用を促進するため、医師とAI技術者をマッチングするイベントを共同で開催し…
月経・妊活アプリ「flora app」を展開する「Flora」が資金調達
2022年11月14日、Flora株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Floraは、月経・妊活アプリ「flora app」や、女性の性に関する情報を多様な人びとから得られるイベント「F…
分野横断型専門家コミュニティを運営する「BAMBOO INCUBATOR」が2000万円調達
2024年9月10日、株式会社BAMBOO INCUBATORは、総額2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BAMBOO INCUBATORは、分野横断型専門家コミュニティ「BAMBO…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集