注目のスタートアップ

地域循環型のスマートシティの実現のため再生可能エネルギーの可視化などを推進する「アクシス」が2.3億円調達

company

2022年8月26日、株式会社アクシスは、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社山陰合同銀行と株式会社鳥取銀行です。

アクシスは、ネットインフラの構築・施行から、システムの導入支援、サポートデスクまで、顧客企業の基盤となるDXをトータルでサポートする「Digital Shift+」事業、再生可能エネエルギーの可視化システムの開発や再エネプラットフォームを提供する超地域密着型生活プラットフォームサービス「SX(スマートトランスフォーメンション)」などを展開しています。

今回の資金は、人材の確保、新技術の研究開発、認知向上のための広告宣伝などに充当する予定です。

また、地元金融機関との連携強化により、再生可能エネルギーの可視化推進など、持続可能な地域循環型のスマートシティ実現に向け事業を推進していきます。

スマートシティ構想とは、安心・安全で持続可能な都市を実現するため、IoT・AI・ロボットなどのテクノロジーを活用する都市づくり・街づくりのことです。

次世代の都市づくりは、高齢化の進展や、東京一極集中による地方の衰退、近年多発する大規模な自然災害などの社会課題を解決するものとして考えられています。

都市・街づくりに先端技術やデータを取り入れる事例も増えており、今後もさらにスマートシティに取り組む地域・自治体・企業が増えていくと予測されます。

スマートシティでは、エネルギー・人流・交通・物流・機構・建物など、ありとあらゆる街の構成要素のデータを可視化します。これにより、たとえば、エネルギーの効率的な利用、渋滞の発生しない交通、効率的な物流などを実現します。

アクシスは、こうしたスマートシティで必要となる、エネルギーの可視化について、電力の可視化を実現する「ecolnダッシュボード」、希望に沿った電力を優先提供する「電力ecolnトレーサビリティシステム」、太陽光発電設備の監視・保守システム「Solar Plants Viewer」を提供しています。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DX システム開発 スマートシティ 再生可能エネルギー 可視化 地域 循環 株式会社 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

点検業務に関連するロボットやAIを開発する「オングリットホールディングス」が8,000万円調達
2022年4月25日、オングリットホールディングス株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 点検業務に関連するロボットや人工知能システム(AI)の開発や、インフラ点検事…
タスク管理ツール「Suit UP」を開発・運営する「スーツ」が2億円調達
2024年7月1日、株式会社スーツは、合計2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スーツは、プロジェクト・タスク管理ツール「Suit UP(スーツアップ)」を開発・運営しています。 10名以上…
宇宙機開発事業などを手掛ける「PDエアロスペース」が1億円調達
2020年4月15日、PDエアロスペース株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 高度100kmに到達可能な「完全再使用型サブオービタル宇宙飛行機」の開発や、航空宇宙、自動車、I…
生殖補助医療の自動化機器を開発する「アークス」が7,000万円調達
2023年4月24日、株式会社アークスは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アークスは、AIやロボット技術を活用した、生殖補助医療(ART)の自動化機器を開発しています。 今…
化学デジタルプラットフォームの構築を目指す「Sotas」が4.8億円調達
2024年10月23日、Sotas株式会社は、総額4億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sotasは、化学のデジタルプラットフォーム構築を目指し、「Sotas工程管理」「Sotas…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集