創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年8月22日「Smart Laser & Plasma Systems」が2.31億円調達
2022年8月19日、株式会社Smart Laser & Plasma Systemsは、総額2億3,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Smart Laser & Plasma Systemsは、化学プラントや製鉄などのプロセスにおける重要パラメーター(温度・濃度・含有元素など)をリアルタイム・非接触で可視化する独自技術を持つ徳島大学発ベンチャーです。
徳島大学出口研究室の研究成果である、最先端レーザー・プラズマ技術を応用した計測技術です。
各工程のリアルタイム可視化をベースに、効率化やプロセスの改善を実現するツールを提供します。
今回の資金は、産業現場での大規模な実証、製品化の加速に充当します。
—
化学プラントや製鉄プラントは産業の基盤となる重要な工業設備です。
一方で化学プラントなどでは、国内市場の縮小やグローバル化などによって新たな建設・増資などの投資がされることはなく、既存の経年劣化が進む設備を延命しながら使用するしかない状況にあります。
そのため、生産能力を最大化させつつ、安全に運用していくための仕組みや技術が必要となっています。
しかし化学プラントは高温・低温・高圧などの厳しい環境にさらされることが多く、一般的に利用されているセンサーなどは活用することができない状況にあるため、各プロセスにおいて正確なデータを取得することが難しいという課題を抱えています。
Smart Laser & Plasma Systemsは、非接触で各工程の状況をリアルタイムに可視化する技術をベースとしたツールの提供により、これらの課題解決を目指しています。
ICTは様々な業務を効率化してくれます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Smart Laser & Plasma Systems データ プラズマ ブランド プロセス リアルタイム レーザー 効率化 化学プラント 可視化 改善 製鉄 資金調達 非接触 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年2月20日、アクプランタ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 植物活性剤(バイオスティミュラント資材)「Skeeponシリーズ」を開発・販売しています。 植物の乾燥・高温耐性を…
2023年4月17日、株式会社LinQは、株式会社MIXIから2024年3月末までに条件付きで最大約20億円の資金調達を段階的に実施することを発表しました。 LinQは、位置情報共有アプリ「whoo」…
2021年12月1日、株式会社ワッツユアリッチは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 提案資料作成クラウド「SmartSlide(スマートスライド)」を提供しています。 提案書…
2024年8月29日、株式会社灯白社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 灯白社は、クリエイターや国内外コンテンツとの独自企画を手がけています。 エンターテインメント市場における、プ…
2022年2月9日、株式会社BLASTは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 吸水ショーツなどを展開するフェムテックブランド「Nagi(ナギ)」を運営しています。 吸水・防…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…