介護報酬債権を早期に資金化できるファクタリングサービス「Rehab早期入金」がリリース

tool

2022年8月4日、株式会社Rehab for JAPANは、「Rehab早期入金」の提供を開始したことを発表しました。

「Rehab早期入金」は、介護報酬債権を早期に資金化できるファクタリングサービスです。

介護報酬債権を売却することで、5営業日で現金化できるサービスです。手数料は月0.2%と業界最低水準を実現しています。

対象の債権は、介護報酬債権、介護予防・日常生活支援総合事業費、調剤報酬債権、診療報酬債権、障がい給付費債権です。

「Rehab早期入金」は、三菱HCキャピタルとRehab for JAPANの共同事業です。

Rehab for JAPANは他に、デイサービス向けリハビリ業務支援SaaS「リハプラン」を運営しています。

生活機能チェックシート・身体機能評価などにより、最適な目標と運動プログラムを自動で提案するサービスです。また、利用者情報の一元管理により業務効率化も実現します。

要介護認定者は、1割~3割負担で介護サービスを受けることができます。

そのため介護サービスを提供する事業者は、利用者負担分の1割~3割の利用料金と、国民健康保険団体連合会(国保連)を通じて給付される介護給付費等の2種類のお金を受け取ることになります。

介護給付費のほうが圧倒的に金額が大きいため、介護サービス事業者にとって生命線となっています。

一方で、この介護給付費は国保連に請求してから入金されるまで約2か月かかります。

介護サービス事業者は、新規・追加開業時、設備購入などによって急な資金需要が発生することがあります。

この急な資金需要に対応するために注目されているのがファクタリングサービスです。

ファクタリングサービスは、売掛債権(請求書)を売却して、売掛金に応じた資金を得るサービスであるため、売掛債権を持っているのであれば基本的にどのような企業・個人でも利用できます。

介護給付費において売掛債権は介護給付費債権と呼ばれており、これを売却することですみやかに資金を得ることができます。

資金繰りがうまくいかないと、売上が黒字であっても倒産してしまう黒字倒産に陥ってしまう可能性があります。「冊子版創業手帳」では、創業期に重要視したいキャッシュフローのノウハウや、黒字倒産しない会社を作る資金繰り表の作成術などを詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ Rehab for JAPAN Rehab早期入金 ファクタリング リハプラン 介護 介護報酬債権 債権 報酬 株式会社 現金化 資金化 資金調達
詳細はこちら

介護リハビリテックのRehab、介護事業所向けのファクタリングサービス「Rehab早期入金」の提供を開始

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

病理AIソフトウェア「DeepPathFinder」を提供する「biomy」が「新日本科学」と資本業務提携
2024年7月18日、株式会社biomyは、株式会社新日本科学と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 biomyは、病理画像のAI解析を駆使し、個別化医療の実現を目指しています。 プロダクト…
半導体検査を短縮する電子ビーム生成装置を開発・製造・販売する「Photo electron Soul」が3.5億円調達
2022年5月31日、株式会社Photo electron Soulは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Photo electron Soulは、電子ビーム生成装置を開…
DEVプロトコルを開発する「フレームダブルオー」が「スカパーJSAT」と業務提携
2022年7月15日、フレームダブルオー株式会社は、スカパーJSAT株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 フレームダブルオーは、持続可能なクリエイターエコノミーに対応したアプリケーシ…
産業廃棄物業界に特化した配車管理SaaS「配車頭」を提供する「ファンファーレ」が6.3億円調達
2022年7月20日、ファンファーレ株式会社は、総額約6億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファンファーレは、産業廃棄物業界に特化した配車管理SaaS「配車頭(ハイシャガシラ)」…
ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを開発する「アールティ」が資金調達
2025年10月30日、株式会社アールティは、資金調達を発表しました。 リード投資家は日本精工株式会社です。 アールティは、ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを中心に、AIとハードウェアの両面か…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集