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インフルエンサーマッチングサービスと余剰在庫販売サイトを運営する「KOLテクノロジーズ」が2億円調達

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2022年8月4日、株式会社KOLテクノロジーズは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

KOLテクノロジーズは、インフルエンサーマッチングサービス「Beee(ビー)」と、余剰在庫を販売するECサイト「サステナモール」を運営しています。

「Beee」は、独自開発したAIによってインフルエンサーのSNSアカウントを解析し、案件に最適なインフルエンサーをマッチングするサービスです。

「サステナモール」は、衣類、雑貨、化粧品、ペット用品など、余剰在庫・B級品・リユース品をリーズナブルな価格で販売するECサイトです。

インフルエンサーによるセレクトショップを立ち上げることで、良い商品を紹介できるサービスも提供しています。

今後、サステナブルを身近なものにするために、オウンドメディアの立ち上げやリブランディングの実施を予定しています。

今回の資金は、「Beee」のサービスパフォーマンスの改善、新機能開発、インフルエンサー育成プログラムの立ち上げ、エンジニア・セールス人材の採用強化、「サステナモール」のリブランディングに伴うサイトリニューアル(2022年末リリース予定)、オウンドメディア立ち上げ(2022年末リリース予定)に充当します。

余剰在庫や、パッケージの印字ミス、保管時の事故などによって日々廃棄される商品が発生しています。

たとえば、食べられるのに廃棄されてしまう食品である食品ロスは、2020年において事業系は275万トン排出されています。

また、アパレル業界においては、年間30億着の衣服がつくられ、その半分に当たる15億着が売れ残りとなっています。この余剰在庫は倉庫を圧迫しコストがかかってしまうため、新品であっても焼却処分されるものもあります。

こうした在庫を一括で買い取り、通常価格よりも割り引いて販売するディスカウントストアなどもあり、訳あり品の処分方法として企業・消費者共にwin-winとなる方法ですが、以前は企業によってはブランド価値が毀損されることを恐れてこうした事業者に卸さないケースも多く見受けられました。

しかし、近年のSDGsの推進によって消費者にもこうした商品の廃棄が問題だという価値観が浸透したことで、ディスカウント販売するECサイトが増え、サステナビリティを打ち出すことによってむしろブランド価値を向上させるという取り組みも目立つようになってきています。

SDGs周りには多くのビジネスが眠っています。消費者の意識の変化も激しいため、市場を分析することの重要性はさらに高まっています。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

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カテゴリ 有望企業
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