インサイドセールスDXツールを開発・提供する「SALES GO」が「ブロードリーフ」と資本業務提携

tips

2022年7月20日、SALES GO株式会社は、株式会社ブロードリーフと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

SALES GOは、SALES ROBOTICS株式会社のSaaSプロダクトとITソリューション業務を移管し設立された会社です。ブロードリーフはSALES ROBOTICSからSALES GOの株式を取得(子会社化)し、SALES GOはブロードリーフグループに参画しました。

SALES GOは、インサイドセールスDXツール「SALES GO ISM」を開発・提供しています。

国内617万件の企業データベースを基盤に、営業リストの作成、営業先のサジェストやレコメンド、SFA・CRM・MAツールと連携した自動名寄せ機能を提供しています。

ブロードリーフは、独自開発のIT基盤「Broadleaf Cloud Platform(BCP)」を起点に、主にモビリティ産業向けのSaaSやマーケットプレイスなどを展開しています。

今回の提携により、お互いのSaaS開発・運用ナレッジ・顧客情報資産を共有し、さらなるシナジーの創出を目指します。

また、「SALES GO ISM」と「BCP」の連携により、「BCP」上で稼働するモビリティ産業向けクラウド「.cシリーズ」にインサイドセールス・営業支援に特化したCRM機能が搭載されます。

コロナ以前のBtoBの営業活動は、情報収集から顧客企業への提案まで対面で行うことが基本で、営業は足で稼ぐものという言葉があるほどアナログな手法が重視されていました。

しかしコロナ禍によって、顧客企業に直接足を運んで行う商談が難しくなりました。訪問営業は新規顧客開拓の方法として重要だったため、これが失われることになったのは非常に大きなダメージでした。

そこでコロナ禍において、内勤でも実施できる営業活動であるインサイドセールが注目されています。

インサイドセールスとは、電話・メール・Web会議ツールなどを活用して行う営業活動であり、コロナ禍のBtoB営業ではもはや欠かせないものとなっています。

また、インサイドセールスではさまざまなツールやテクノロジーを活用した営業が推進されています。

というのも、従来の営業は経験と勘だよりだったため、営業担当者が離職・休職してしまうとその営業ノウハウが失われてしまうことが課題となっていたからです。

「SALES GO ISM」は、独自に構築した企業データベースから、商談につながる顧客群やアポイント獲得につながるアプローチ方法を抽出する機能により、数値・データを主軸としたインサイドセールスを支援しています。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ CRM DX SaaS SALES GO SALES GO ISM インサイドセールス クラウド ブロードリーフ モビリティ産業 営業 営業支援 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIにより運送会社の配車管理・配送計画を自動化する「AI自動配車アシスタント LOG」提供の「Logpose Technologies」が4,000万円調達
2022年3月1日、株式会社Logpose Technologiesは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 “世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する。”をミッションに、物流…
不動産管理SaaS「いえらぶCLOUD」提供の「いえらぶGROUP」と不動産業務特化BPOサービス提供の「らくなげ」が資本業務提携
2023年1月24日、株式会社いえらぶGROUPは、株式会社らくなげと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 いえらぶGROUPは、不動産管理SaaS「いえらぶCLOUD」、住の総合ポータル…
AI・IoTを活用し製造業のDXを推進する「コズム」が資金調達
2025年3月6日、株式会社コズムは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は2.4億円となりました。 コズムは、各企業の課題やニーズに応じた最適なデジタルソリューシ…
コネクテッドバッテリー「MaBeee」を展開する「ノバルス」が「象印マホービン」と資本業務提携
2022年10月11日、ノバルス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、象印マホービン株式会社です。 ノバルスは、乾電池を使う製品のモニタリングや遠隔での出力制御を実現するコネク…
「ジェイフロンティア」が保険業界のDXを推進する「フィナンシャル・エージェンシー」と資本業務提携
2022年7月29日、ジェイフロンティア株式会社は、株式会社フィナンシャル・エージェンシーに対し出資を行うと共に、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ジェイフロンティアは、オンライン診療か…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集