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2022年7月21日インサイドセールスDXツールを開発・提供する「SALES GO」が「ブロードリーフ」と資本業務提携

2022年7月20日、SALES GO株式会社は、株式会社ブロードリーフと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
SALES GOは、SALES ROBOTICS株式会社のSaaSプロダクトとITソリューション業務を移管し設立された会社です。ブロードリーフはSALES ROBOTICSからSALES GOの株式を取得(子会社化)し、SALES GOはブロードリーフグループに参画しました。
SALES GOは、インサイドセールスDXツール「SALES GO ISM」を開発・提供しています。
国内617万件の企業データベースを基盤に、営業リストの作成、営業先のサジェストやレコメンド、SFA・CRM・MAツールと連携した自動名寄せ機能を提供しています。
ブロードリーフは、独自開発のIT基盤「Broadleaf Cloud Platform(BCP)」を起点に、主にモビリティ産業向けのSaaSやマーケットプレイスなどを展開しています。
今回の提携により、お互いのSaaS開発・運用ナレッジ・顧客情報資産を共有し、さらなるシナジーの創出を目指します。
また、「SALES GO ISM」と「BCP」の連携により、「BCP」上で稼働するモビリティ産業向けクラウド「.cシリーズ」にインサイドセールス・営業支援に特化したCRM機能が搭載されます。
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コロナ以前のBtoBの営業活動は、情報収集から顧客企業への提案まで対面で行うことが基本で、営業は足で稼ぐものという言葉があるほどアナログな手法が重視されていました。
しかしコロナ禍によって、顧客企業に直接足を運んで行う商談が難しくなりました。訪問営業は新規顧客開拓の方法として重要だったため、これが失われることになったのは非常に大きなダメージでした。
そこでコロナ禍において、内勤でも実施できる営業活動であるインサイドセールが注目されています。
インサイドセールスとは、電話・メール・Web会議ツールなどを活用して行う営業活動であり、コロナ禍のBtoB営業ではもはや欠かせないものとなっています。
また、インサイドセールスではさまざまなツールやテクノロジーを活用した営業が推進されています。
というのも、従来の営業は経験と勘だよりだったため、営業担当者が離職・休職してしまうとその営業ノウハウが失われてしまうことが課題となっていたからです。
「SALES GO ISM」は、独自に構築した企業データベースから、商談につながる顧客群やアポイント獲得につながるアプローチ方法を抽出する機能により、数値・データを主軸としたインサイドセールスを支援しています。
営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。
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