注目のスタートアップ

企業向けシステムの開発基盤をクラウドサービスとして提供する「Hexabase」が2.5億円調達

company

2022年7月19日、株式会社Hexabaseは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Hexabaseは、バックエンドクラウドサービス「Hexabase」を開発・提供しています。

フロントエンドエンジニアに高度なバックエンド知識がなくても最先端のクラウドネイティブサービスを構築できるクラウドサービスです。

企業業務システムやビジネスの開発で必要となるデータベース・ユーザー管理・ワークフローなどのバックエンド機能を提供しています。

「Hexabase」を活用することで、ReactやVue.jsなどのフロントエンド開発フレームワークを利用した、柔軟なUI/UXを持ったSPA(Single Page Application)の開発に注力できます。

今回の資金は、開発パートナーとエンジニアのサポート体制の強化に充当します。

AIなど最先端技術の発展により、多くの企業ではデジタル化が推進され、ITを中心としたビジネスへの転換も進んでいます。

これに伴いIT人材のニーズも急激に高まっており、2025年には最高で58万人が不足するという推計もあります。

こうした流れの中、情報サービス業の市場も大きく拡大しており、2020年の受託開発ソフトウェア業の市場規模は、約8.7兆円の規模となっています。

システム開発は、内容によって「フロントエンド」と「バックエンド」にわけられます。

フロントエンドはユーザーが実際に触れる部分で、バックエンドはサービスが機能するために必要なサーバーの構築・処理・運用・保守の部分です。

バックエンドはサイトやサービスが正しく快適に機能するために必要なシステムなのですが、目に見えない裏側の部分であるため、クライアント企業などの顧客に評価されにくいものとなっています。

そのためバックエンド開発は差別化が難しく、バックエンド開発を効率化し、その分をフロントエンド開発に注力したいと考えるシステム開発企業も増えています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Hexabase クラウド システム バックエンド 企業 基盤 株式会社 資金調達 開発 開発基盤
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIによる契約書チェック・サービス「AI-CON」提供の「GVA TECH」が3億円調達
2020年6月29日、GVA TECH株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIによる契約書チェック・サービス「AI-CON」や、エンタープライズ向けの「AI-CON Pr…
「menu」「レアゾン・ホールディングス」「KDDI」がデリバリーサービス「menu」成長に向け提携強化 
2023年4月28日、menu株式会社は、株式会社レアゾン・ホールディングス、KDDI株式会社、menuの3社は資本業務提携をさらに強化したことを発表しました。 これによりmenuは、KDDIが50.…
SNS型オンラインペット霊園 「memoriR」が正式リリース
2022年10月11日、株式会社WallBankは、「memoriR(メモリアール)」の正式版を2022年10月7日にリリースしたことを発表しました。 「memoriR」は、SNS型のオンラインペット…
Honda発スタートアップ「Ashirase」 視覚障害者向け靴装着型IoTデバイス/ナビゲーションアプリを開発中
株式会社Ashiraseは、靴装着型IoTデバイス及びナビゲーションアプリを開発しています。 Ashiraseは、本田技研工業株式会社(Honda)の新事業創出プログラム「IGNITION」発の第1号…
融資・債権回収業務の基盤サービスを提供する「クレジットエンジン・グループ」が11.7億円調達
2024年1月17日、クレジットエンジン・グループ株式会社は、総額11億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クレジットエンジン・グループは、オンライン融資システム「CE Loan」…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集