創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月24日感情・精神状態を可視化するビデオ接客ツール「Remotewell」提供の「リモートウェル」が2.4億円調達

2022年6月23日、リモートウェル株式会社は、総額約2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
リモートウェルは、ビデオ接客ツール「Remotewell(リモートウェル)」を開発・運営しています。
AIによって顔の表情・瞬きの頻度・視線・声・会話内容などを分析し、感情・精神状態などの可視化を可能としています。
今後、さまざまな企業とのアライアンスにより、健康状態の把握や、疾患予測による健康管理の推進などを実現するサービスの提供を予定しています。
今回の資金は、AI解析に関する開発の強化、ビデオ接客ツールの機能拡充、導入企業拡大のための施策に充当します。
—
人間の感情といった数値化できない情報は、コンピューターが扱うことが難しい情報でした。
しかし、AI技術の進展により人間の感情を数値化・可視化できるようになりました。そのデータを活用したビジネスやプロダクトがつぎつぎと生まれています。
パッケージデザインの善し悪しを分析するサービスや、コールセンターや営業における顧客対応の質を向上させるためのサービス、アスリートのメンタルケアなど、さまざまな領域への活用が進んでおり、今後も多くのプロダクト・サービスにとって重要な技術となっていくと考えられます。
とくに感情の可視化は、医療・介護・ヘルスケアの領域において大きく活用できると考えられます。たとえば、鬱病の早期発見などの社会課題の解決や、企業の健康経営の質の向上などが実現されるでしょう。
リモートウェルは、ビデオ接客ツールにおける感情の可視化を、健康状態の把握や健康管理の推進で役立てていく計画です。
AIはこれまでなかったようなサービスを次々誕生させています。業務効率化に大きく貢献するサービスもあるため、自社に最適なものを導入すると良いでしょう。「冊子版創業手帳」では、社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。業務効率を向上させるツールを導入し、ビジネスを加速させましょう。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Remotewell Web会議 コミュニケーション ビデオ リモートウェル 動画 可視化 感情 接客ツール 株式会社 精神 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
株式会社メルカリと日本製鉄株式会社は、日本製鉄およびその子会社が保有する株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーの発行済株式72.5%のうち61.6%をメルカリに譲渡する株式譲渡契約を締結したことを発表し…
2023年6月7日、株式会社イノビオットは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イノビオットは、子ども向けオンラインプログラミング教室「みらいいアカデミア」の開発・運営、子ど…
2024年6月18日、DeepForest Technologies株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DeepForest Technologiesは、ドローンなどから…
2023年7月11日、株式会社Olive Unionは、総額11億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 Olive Unionは、「聞こえ」の問題を解決するプロダクトを企画・開発しています。 …
2021年8月24日、株式会社obnizは、株式会社日本政策金融公庫から資本性劣後ローンによる資金調達を実施したことを発表しました。 あらゆるものをIoT化できるボード「obniz Board(オブナ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…