注目のスタートアップ

感情・精神状態を可視化するビデオ接客ツール「Remotewell」提供の「リモートウェル」が2.4億円調達

company

2022年6月23日、リモートウェル株式会社は、総額約2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

リモートウェルは、ビデオ接客ツール「Remotewell(リモートウェル)」を開発・運営しています。

AIによって顔の表情・瞬きの頻度・視線・声・会話内容などを分析し、感情・精神状態などの可視化を可能としています。

今後、さまざまな企業とのアライアンスにより、健康状態の把握や、疾患予測による健康管理の推進などを実現するサービスの提供を予定しています。

今回の資金は、AI解析に関する開発の強化、ビデオ接客ツールの機能拡充、導入企業拡大のための施策に充当します。

人間の感情といった数値化できない情報は、コンピューターが扱うことが難しい情報でした。

しかし、AI技術の進展により人間の感情を数値化・可視化できるようになりました。そのデータを活用したビジネスやプロダクトがつぎつぎと生まれています。

パッケージデザインの善し悪しを分析するサービスや、コールセンターや営業における顧客対応の質を向上させるためのサービス、アスリートのメンタルケアなど、さまざまな領域への活用が進んでおり、今後も多くのプロダクト・サービスにとって重要な技術となっていくと考えられます。

とくに感情の可視化は、医療・介護・ヘルスケアの領域において大きく活用できると考えられます。たとえば、鬱病の早期発見などの社会課題の解決や、企業の健康経営の質の向上などが実現されるでしょう。

リモートウェルは、ビデオ接客ツールにおける感情の可視化を、健康状態の把握や健康管理の推進で役立てていく計画です。

AIはこれまでなかったようなサービスを次々誕生させています。業務効率化に大きく貢献するサービスもあるため、自社に最適なものを導入すると良いでしょう。「冊子版創業手帳」では、社内システムの構築のノウハウについて詳しく解説しています。業務効率を向上させるツールを導入し、ビジネスを加速させましょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Remotewell Web会議 コミュニケーション ビデオ リモートウェル 動画 可視化 感情 接客ツール 株式会社 精神 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

独自の高純度キャップ化技術を用いたmRNA創薬を目指す「Crafton Biotechnology」が1億円調達
2024年1月16日、Crafton Biotechnology株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Crafton Biotechnologyは、独自のキャップ化技術、配列設計…
「ロート製薬」と健康的な弁当を店舗・ECで販売する「おいしいプラス」が資本業務提携
2023年5月18日、ロート製薬株式会社は、株式会社おいしいプラスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 おいしいプラスは、「ミシュランガイド東京」において、7年連続三ツ星を獲得した江﨑新…
AR現場支援ソリューション「Dive」を開発・提供する「エピソテック」が3,000万円調達
2023年11月8日、エピソテック株式会社は、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、福井コンピュータホールディングス株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルであるIFAC…
人型重機を研究・開発する「人機一体」が電線・ケーブル事業・電子材料事業展開の「タツタ電線」と資本提携
2022年1月24日、株式会社人機一体は、タツタ電線株式会社と資本提携契約を締結したことを発表しました。 Man-Machine Synergy Effector (MMSE)=人間機械相乗効果器とい…
地域SNSアプリ運営の「PIAZZA」が1.4億円調達
2019年12月5日、PIAZZA株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 地域SNSアプリ「PIAZZA(ピアッツァ)」を運営しています。 地域密着イベントや、保育…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集