創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月24日武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の現役学生が起業 ライブ配信を遠隔でサポートする「株式会社Emer」を設立

2022年6月23日、学校法人武蔵野大学は、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の1年生・板本大輝氏が株式会社Emerを設立したことを発表しました。
Emerは、ライブ配信を遠隔でサポートするサービスの実現のために設立された企業です。
主に、リソースに限りのある地方の中小企業の、ライブ配信がしたくてもできないという課題を解決することを目的としています。
具体的には、ライブ配信したい企業・団体・個人に機材を配送し、ネット経由で遠隔オペレーションを行うことでライブ配信を支援します。
これにより、専門的な技術・知識を持ったスタッフを現地に派遣する必要なく、安価にライブ配信を実現できます。
—
ライブ配信とは、動画プラットフォームで映像・音声をリアルタイムに届ける、いわゆる生放送のことです。
新型コロナウイルス感染症の流行により、ライブ配信に取り組む企業が増えています。
企業では、商品発表や、セミナー、採用説明会、社内紹介などで活用されています。
ライブ配信は、主催者と視聴者がリアルタイムにコミュニケーションできること、情報を伝えやすいこと、イベント開催などのコストを削減できること、集客しやすいことなどのメリットがあります。
また、地方企業にとっては、現地に来てもらう必要がないというのは大きなメリットであるため、ライブ配信と地方企業にはシナジーがあると考えられます。
一方で、ライブ配信はスマートフォンひとつではじめられますが、それでも最低限の機材と一定以上の知識・経験・技術が必要となるため、とくに地方の中小企業などではライブ配信したくてもできないというケースがあります。
そのためライブ配信を支援するサービスのニーズは今後高まっていくと予測されます。
動画は情報量が多いメディアとしてデジタルマーケティングにおいて注目されています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティング・ノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | サポート ライブ ライブ配信 中小企業 動画 地方 学生 支援 映像 株式会社 設立 起業 遠隔 配信 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年4月1日、株式会社Betterboundは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「YARIKIRI(ヤリキリ)」のβ版をリリースしたこともあわせて発表しました。…
2021年12月6日、株式会社Atomisは、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 新素材である多孔性配位高分子(PCP/MOF)の開発や量産に向けた研究開発、CO2分離変換によるカー…
2025年9月17日、AGRIST株式会社は、資金調達を発表しました。 AGRISTは、AI搭載型自動収穫ロボットによるスマート農業を推進しています。 今回の資金調達を契機に、SPC等を活用したプロジ…
2024年12月4日、amptalk株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は14億円となりました。 amptalkは、電話・商談解析ツール「…
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」の第1回の応募申請の受付が3月19日(水)に開始されました。 手不足に悩む事業者の省力化投資を促進し、賃上げにつなげることを目的とした補助金です。 「一般型」と…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
