「ヴィーナ・エナジー」がグリーンローンによって85.4億円調達 千葉県木更津市に太陽光発電所を建設へ

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2022年6月21日、ヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社は、グリーンローン85.4億円を三井住友信託銀行から調達したことを発表しました。

ヴィーナ・エナジー・ジャパンは、アジア太平洋地域最大級の独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)であるヴィーナ・エナジー(本社:シンガポール)の日本法人です。

今回調達したグリーンローンは、「木更津下郡太陽光発電所(26MW)」の建設資金です。

「木更津下郡太陽光発電所」は、ヴィーナ・エナジーにおける千葉県内初の再生可能エネルギー発電所です。2022年第4四半期の竣工を予定しています。

SDGs(持続可能な開発目標)が示されたことにより、世界的にクリーンなエネルギーである再生可能エネルギーの普及に向けた取り組みが推進されています。

国内でもっと発電量が多いのは現状では太陽光発電となっています。

太陽光発電設備は広くて開けた土地に設置するほうが望ましいため、山が多い日本は太陽光発電にあまり向いていないといわれています。

山を切り拓いて設置することもありますが、基礎が安定せずに崩落の危険性があったり、土砂災害の原因となる例もあり、問題となることも少なくありません。

国内では2011年3月の東日本大震災によって福島第一原発が事故を起こしたことをきっかけに全国的に原子力発電が停止となり、安全な発電方法のニーズが急激に高まりました。

これを受け全国的に太陽光発電所の設置が進みました。また、太陽光パネルの研究開発も進んでおり、近い将来、軽くて曲げられる柔軟性のあるパネルが、現状の太陽光パネルよりも安価に製造されることが予測されており、さらにさまざまな場所への設置が進んでいくと考えられています。

起業ではオフィス、電気、インターネットなど様々な契約が必要となります。なるべくコストを抑えた契約をしたいと考えるのが起業家です。また、環境・社会・ガバナンスに関するサスティナブルな取組みを行っている企業に投資するESG投資が注目されていることもあり、コストだけではなく中長期的な面を考慮するのもよいかもしれません。「冊子版創業手帳」では、オフィス契約の際の注意点などについて詳しく解説しています。

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