注目のスタートアップ

脳卒中後の重度運動障害向けリハビリの実現を目指す「LIFESCAPES」が7.2億円調達

company

2022年6月20日、株式会社LIFESCAPESは、総額7億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

LIFESCAPESは、BMI(ブレインマシンインターフェース)技術を活用した、脳卒中後の重度運動障害向けリハビリの実現を目指しています。

開発中の医療機器は、BMIを活用したリハビリをくり返す中で、麻痺を抱える患者の生体信号から機能代償回路の活動を検出し、麻痺部に装着したロボットに代償回路の活動を反映させ、脳と麻痺部位をつなぐ神経回路の再構築を促すというものです。

今回の資金は、医療機器認証の取得と、販売活動に向けた体制構築に充当します。

脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることで発生する疾患のことです。国内では年間約29万人が発症し、そのうち約10万人が死亡し、約半数が介護を必要とする状態となってしまう重篤な疾患です。

脳卒中の後遺症として代表的な症状が片麻痺、いわゆる運動麻痺です。

身体が動きにくくなると生活に大きな支障が出てしまいます。そのため脳卒中後、麻痺の症状が出る場合は積極的にリハビリテーションを受けることが重要です。

運動麻痺の回復には3つの段階があり、もっとも機能の回復が見込める回復期は、だいたい発症後3~6か月の間とされています。

この回復期のリハビリは脳の神経ネットワークを再構築する期間ともいわれています。

LIFESCAPESは、この脳卒中の後遺症である運動麻痺のリハビリを支援するため、BMI技術を活用した医療機器を開発しています。

BMI(ブレインマシンインターフェース)とは、脳信号を計測したり、脳を刺激して脳に直接情報を伝えることを目的とした、脳とコンピューターをつなぐ技術・システムのことです。

重篤な運動麻痺に対しては現状有効な治療法はなく、LIFESCAPEが開発する医療機器は、こういった運動麻痺の治療法としても期待されています。

医療機器の開発などは豊富な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ブレインテック リハビリ ロボット 医療機器 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ビジネス文書のオンライン受取・電子保存サービス「sweeep Box」がリリース
2022年5月18日、sweeep株式会社は、新サービス「sweeep Box」を正式に提供開始したことを発表しました。 「sweeep Box」は、ビジネス文書のオンライン受取と電子保管に特化したサ…
小中学校保護者向け連絡サービス「tetoru」が無料提供開始
2021年8月16日、Classi株式会社は、2022年度4月から「tetoru(テトル)」を開始することを発表しました。 「tetoru」は、小中学校領域の保護者向け連絡サービスです。 2022年4…
「日本投資ファンド」が冷凍食品を主力とする冷凍食品メーカー「PIZZAREVO」と戦略的資本提携
2023年5月12日、株式会社日本M&Aセンターホールディングスは、株式会社日本政策投資銀行と共同設立した株式会社日本投資ファンドが運営する日本投資ファンド第1号投資事業有限責任組合が、株式会社PIZ…
電子トレカを用いたファンシステム「ORICAL」など提供の「ventus」が2.75億円調達
2021年12月20日、株式会社ventusは、総額2億7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 電子トレカを用いたファンシステム「ORICAL(オリカル)」など、スポーツ・エンタメ領域…
IT領域に強い即戦力人材の複業マッチングサービス「SOKUDAN」を運営する「CAMELORS」が1.5億円調達
2023年9月7日、CAMELORS株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CAMELORSは、IT領域に強い即戦力人材を最速で獲得できる複業マッチング「SOKUD…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集