注目のスタートアップ

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に特化したCRMツールを提供する「MONO Investment」が1.3億円調達

company

2022年5月13日、株式会社MONO Investmentは、約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

MONO Investmentは、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に特化したCRMツール「MONO Investment」と、プロ投資家の運用手法を解説する金融メディア「投資のコンシェルジュ」を提供しています。

IFAに特化したCRM機能、複数の証券会社を横断して顧客資産を可視化できる機能、IFA特有のバックオフィス業務を効率化する機能などを提供しています。

今回の資金は、「MONO Investment」の新規機能開発・機能改善、「投資のコンシェルジュ」の機能拡充、採用強化に充当します。

IFA(Independent Financial Advisor, 独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは、証券会社や銀行など特定の金融機関に所属せず、独立した立場で金融商品の購入や投資後のフォローなどのアドバイスを行う者のことです。

アメリカは個人の資産形成に対する意識が非常に高いため、IFAは医者・弁護士と並んで社会的信用度の高い職業となっています。日本においては非常に認知度が低かったのですが、近年はIFAの数も増え、認知度も高まっています。

その要因としては、預金だけで資産を増やすことは難しい状況にあり、さらに公的年金の支給水準が2割減るとの試算が公表されたことなど、若年層からの資産形成の重要性が高まってきたことが挙げられます。

そのため、ロボアドバイザーといったテクノロジーを活用した資産運用サービスなど、特別な知識がなくても資産運用を始められるサービスが注目を集めています。

こういった環境の変化もあり、顧客ファーストの資産運用のアドバイスを行うIFAは、今後さらに需要が高まっていくと考えられています。

起業後、法人の口座で資産を運用する場合があると思います。しかし資産運用は専門的な知識が必要となり、また法人として行う場合の注意点もあります。創業手帳は無料で専門家を紹介していますので、ぜひご活用ください。また、起業に必要なノウハウをまとめた「冊子版創業手帳」も無料で送付しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM IFA コンシェルジュ ファイナンシャル・プランナー ファイナンシャルアドバイザー メディア 効率化 可視化 投資 投資家 株式会社 資産運用 資金調達 運用 金融
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「canonica」が「NOVIC」と提携しブライダル事業者向けに「Web招待状システム」を提供開始
2021年5月19日、株式会社canonicaは、株式会社NOVICと提携し、「Web招待状システム」をブライダル事業者向けに提供・運用サポートを開始したことを発表しました。 「Web招待状システム」…
デジタル上に人生の最期に伝えたいメッセージを遺し届けることができる「lastmessage」提供の「パズルリング」が1.6億円調達
2021年11月1日、株式会社パズルリングは、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 デジタル上に人生の最期に伝えたいメッセージを遺し届けることができる「lastmessag…
量子コンピューター向けのアルゴリズムやアプリケーションを開発する「QunaSys」が「IBM Ventures」から資金調達
2023年5月9日、株式会社QunaSysは、IBM Venturesから資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューターのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を行…
成果報酬型テレアポ代行サービスなどを展開する「ディグロス」が1億円調達
2024年3月19日、株式会社ディグロスは、株式会社商工組合中央金庫からポジティブ・インパクト・ファイナンスによる1億円の資金調達を行いました。 ディグロスは、成果報酬型テレアポ代行サービスと、テレマ…
「トビラシステムズ」がAI搭載型営業支援ツール「Talk Book」の販売を開始
2022年1月12日、トビラシステムズ株式会社は、「Talk Book(トークブック)」を販売開始したことを発表しました。 「Talk Book」は、IP電話・通話録音・文字起こし・感情分析など、営業…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集