オフライン店舗のヒト導線データ分析ソリューション「POPS」が正式ローンチ

tool

2022年5月18日、株式会社GRoooVEは、「POPS」を正式ローンチしたことを発表しました。

「POPS」は、オフライン店舗における高精度のヒト動線データ分析ソリューションです。

導入することで、接客活動の効果検証、店内レイアウトの改善、品出しなどの労務コストにまつわるスタッフオペレーションの改善といった、店舗運営を効率化するための指標を取得できます。

データの受け渡し方法は、「POPS-BI」「POPS-API」「POPS-ORG」の3種類を用意しているため、企業は課題・ニーズに合わせて導入形態を選び、最小限の投資で施策を開始することができます。

オフライン店舗の分析では、カメラ・センサーなどのIoT機器の設置などが必要となりますが、GRoooVEが課題の抽出から設置後の運用サポートまでを一括で請け負うことも行っています。

また、取得したデータ・数値の活用方法がわからない企業などのため、導線分析のスペシャリストの提供も行います。

コロナ以前から小売業ではDXの推進が課題として挙げられていました。DX推進の大きな理由としてはECの普及が挙げられます。

たとえば大手家電量販店では、消費者は店舗には商品の確認に来るだけで、ECショップで最安値のものを買うという、店舗のショールーム化(ショールーミング)が課題となっていました。

そのためオフライン店舗では、オフラインならではの施策により顧客の購買意欲をかき立て購買につなげるというということが必要となります。

最適な施策を打ち出すには、顧客が購買に至るまでのステップを可視化する必要がありますが、その可視化を実現するのが“導線分析”なのです。

導線分析では、顧客・スタッフの導線から、顧客の行動(エリア・棚の立ち寄り回数・滞在時間)、人数、性別・年齢層、入店率、購買率など様々なデータ・数値を取得することができます。

これによりデータドリブンな店舗設計を実施し、成長につなげることができます。

また近年小売業界では、オフラインとオンラインを融合させたOMO施策や、D2Cビジネスの店舗展開(ポップアップストアなど)、RaaS(Retail as a Service, 小売のサービス化)といった新たな取り組みが注目されています。

こういった施策を成功に導くためには店舗全体のデジタル化が欠かせないため、導線分析のニーズはさらに高まっていくことが予測されます。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ IoT オフライン ソリューション データ データ分析 ローンチ 効率化 小売 小売業 店舗 株式会社
詳細はこちら

【店舗DX戦略】オフライン店舗内の人の動線を数値化する分析ソリューション「POPS」を正式にローンチ。データドリブンによる新しい店舗ビジネスモデルの促進を支援します。

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

物流業界におけるラストワンマイルのDXを目指す「207」が5億円調達
2021年10月6日、207株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 配送管理システム「TODOCUクラウド」や、配送員向け業務アプリ「TODOCUサポーター」、在宅・不在情報…
インパクト可視化プラットフォームを展開する「インパクトサークル」が3.35億円調達
2024年11月7日、インパクトサークル株式会社は、総額3億3500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インパクトサークルは、インパクト可視化プラットフォームを構築しています。 インパクト創…
「創業手帳」によるセミナー「キャッチコピーの作り方講座」が1/20に開催 受講者募集中
創業手帳株式会社は「キャッチコピーの作り方講座」を2021年1月20日(水)に開催することを発表しました。 「キャッチコピーの作り方講座」は、キャッチコピー=伝わる文章だと捉え、伝わる文章を書くための…
フィリピンでスモールビジネス開発を行う「パダヨンジャパン」が資金調達
2024年2月16日、パダヨンジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 パダヨンジャパンは、スモールビジネス開発によりフィリピンの社会課題解決に取り組むスタートアップとして、フィリピ…
製造業向け異常検知AIソフトウェアを提供する「アダコテック」が4.2億円調達
2022年7月28日、株式会社アダコテックは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年4月27日には、総額11億円の資金調達の実施を発表しています。 アダコテッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集