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2022年4月26日点検業務に関連するロボットやAIを開発する「オングリットホールディングス」が8,000万円調達

2022年4月25日、オングリットホールディングス株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
点検業務に関連するロボットや人工知能システム(AI)の開発や、インフラ点検事業などを展開しています。
2022年4月現在、土木関連機器では、「ガイド型構造物点検装置」、「ポール型構造物点検装置」、「顕微鏡アタッチメント」の3種類を保有しています。
今回の資金は、点検機器の改良開発、NETIS登録、営業拠点拡大、人材採用・組織力の強化に充当します。
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国内ではインフラの老朽化と深刻な人手不足が重なり、インフラ点検領域における省人化が喫緊の課題となっています。
ドローンなどのロボットは人の手では作業できない場所でも点検・作業を行うことができるため、インフラの点検・作業などでも活用が進んでおり、これからは主な手法として普及していくと考えられます。
オングリットホールディングスは、街灯や道路標識など小さな構造物向けの点検用ロボットを開発しています。街灯点検向けのロボットは、照明の支柱に沿ってロボットが登っていき、支柱の腐食状況やボルトの固定状況などを自動で点検するというものです。
特化型のロボットはドローンとは違って特定の構造物の点検しか行えませんが、その分作業内容が簡素であり、ドローンでは点検できない項目も点検することができます。
インフラ点検ではこういった特化型のロボットとドローンを組み合わせて作業を行うということになると考えられます。点検作業のデジタル化が進むにつれ、ドローンだけでなく特化型のロボットにも注目が集まっていくようになるでしょう。
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関連タグ | AI インフラ ロボット 保守 土木 株式会社 点検 資金調達 |
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