創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年4月13日コーポレートガバナンスの強化をサポートするSaaSを運営する「KiteRa」が14億円調達

2022年4月13日、株式会社KiteRaは、総額約14億円の資金調達を実施したことを発表しました。
KiteRaは、コーポレートガバナンスの強化をサポートするSaaS「KiteRa(キテラ)」を運営しています。
コーポレートガバナンスのベースとなる社内規程類の作成・運用・電子申請といった一連の流れをクラウド上で効率化するサービスです。
2022年4月現在、社会保険労務士事務所向けに「KiteRa Pro」を提供していますが、近日中に一般企業向け「KiteRa Biz」をリリースする予定です。
今回の資金は、社労士向けプロダクト開発体制のさらなる強化、一般企業向けサービスの開発・展開に充当されます。
—
コーポレートガバナンスは、日本語では企業統治と訳されます。具体的には、企業内の不正を防ぐ仕組みや、効率的に業務を遂行するための仕組み、株式会社の場合は経営陣が株主の利益のために企業経営を行っているのかを監視する仕組みなどがコーポレートガバナンスにあたります。
これまでコーポレートガバナンスは上場企業や上場を目指す企業のものであるという考えも強かったのですが、上場していない中小企業にとっても重要なものとなりつつあります。それは、企業はただ利益を追求するだけでなく、社会的な存在意義も重視されるようになってきているからです。
このような市場の変化を受け、コーポレートガバナンスの強化に取り組むスタートアップや中小企業が増加しており、それを支援するためのサービスも提供されるようになってきているのです。
スタートアップは成長に伴い社内制度を柔軟に変化させていく必要があります。社労士はこのような場合に大きな助けとなってくれる存在です。「冊子版創業手帳」では、社労士などの専門家と契約する方法や、活用法などを解説しています。また、創業手帳の無料会員向けに、専門家を無料で紹介していますので、こちらもご活用ください。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | SaaS 効率化 株式会社 社会保険労務士 社労士 資金調達 電子申請 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年4月17日、株式会社ECOMMITは、資金調達を実施したことを発表しました。 ECOMMITは、循環型社会の実現に必要となる回収・選別・再流通の仕組みの構築・データ化・トレーサビリティをワン…
2021年2月15日、EAGLYS株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 秘密計算を中心としたセキュア・コンピューティング技術によりデータを秘匿化したまま共有・検索・分析やA…
2022年11月1日、株式会社ゼンプロダクツは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、「埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ)」です。 ゼンプロダクツは、AI校正・誤字脱字チェックサービ…
2023年5月25日、株式会社zoobaは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2023年5月から「zooba(ズーバ)」の提供を開始することも併せて発表しました。 「zooba…
2024年6月21日、物語運輸株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 物語運輸は、伝統工芸品や、地域の魅力あるローケーション・体験を発掘し、独自のストーリーテリングを通じて世界に届けていま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

