映像解析AIプラットフォーム「SCORER」運営の「フューチャースタンダード」が「東京貿易グループ」と資本業務提携

tips

2022年3月14日、株式会社フューチャースタンダードは、東京貿易グループである株式会社tb innovationsが運営するCVCから資金調達し、東京貿易グループと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

フューチャースタンダードは、映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営しています。

カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わることで、映像解析AIを活用したシステムを、顧客のニーズ・予算にあわせて開発・提供するプラットフォームです。

今回の東京貿易グループとの提携により、グループ企業である株式会社ティービーアイと、セキュリティシステム事業分野において映像解析AIを用いたソリューション提供など、複数の事業連携を推進します。

AI技術は様々な領域で活用されています。特に画像解析に関しては応用範囲が広く研究が進んでいる領域のひとつです。

たとえば、セキュリティ分野においては、防犯カメラにAIが導入されることで不審者などを自動で検出することが可能となります。また、AI実装のためのエンジンやプラットフォームも多数提供されており、AIについて高度な技術を持っていなくてもビジネスで活用できる環境が整ってきています。

フューチャースタンダードの「SCORER」も、そういったtoB向けのAIプラットフォームのひとつです。画像・映像解析に関するAIの機能を早く・安く・簡単に構築できるプラットフォームの提供を通じ、AIを活用したビジネスを支援しています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、国内のあらゆる産業で重要性が高まっています。一方、AIの活用などはまだまだ進んでいないといわれています。今後、「SCORER」などのAIプラットフォームがどのような役割を果たすのか注視が必要です。

AIといった最新技術は業務効率化にとって欠かせない技術となってきました。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ AI tb innovations カメラ セキュリティ ティービーアイ フューチャースタンダード 映像 東京貿易グループ 解析 資本業務提携 防犯カメラ
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

完全電動のオフロード型農業ローバー「Adam」を手がける「輝翠」が1.37億円調達
2025年4月3日、輝翠株式会社は、デットファイナンスによる1億3700万円の資金調達を発表しました。 輝翠は、農業用AIロボットを開発・提供しています。 現在、完全電動のオフロード型農業ローバー「A…
DX・AI人材育成事業やAIデータ分析ツールなどを展開する「AVILEN」が「三菱UFJ信託銀行」と資本業務提携
2022年9月1日、株式会社AVILENは、三菱UFJ信託銀行株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 AVILENは、法人・個人向けのDX・AI人材育成事業や、DXコンサルティング…
触覚センシング技術を開発する「FingerVision」が1億円調達
2022年3月23日、株式会社FingerVisionは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 画像(カメラ)をベースに触覚を再現する触覚センシング技術の開発と実用化に向けた取り組みを行…
微細藻類ユーグレナやクロレラなどを活用した食品・化粧品の開発・販売などを手掛ける「ユーグレナ」が「丸井グループ」「ロート製薬」それぞれと資本業務提携
2023年1月19日、株式会社ユーグレナは、株式会社丸井グループ、ロート製薬株式会社それぞれと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(…
特許評価AIシステム開発の「AI Samurai」が4.7億円調達
2019年7月31日、株式会社AI Samuraiは、総額約4億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 特許評価AIシステム「AI Samurai」の開発と、AI特許審査シミュレーショ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集