SNSなどビッグデータからリスク情報を検知・発信するサービス提供の「JX通信社」が「マイナビ」・「INCLUSIVE」と資本提携

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2022年2月17日、株式会社JX通信社は、株式会社マイナビ、および、INCLUSIVE株式会社と資本提携を実施することで合意したことを発表しました。

JX通信社は、SNSなどのビッグデータからリスク情報を検知・発信する「FASTALERT(ファストアラート)」や、報道価値の高いニュースを速報するAIニュース速報アプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」、ソーシャルリスニング型マーケティングリサーチサービス「KAIZODEん(カイゾード)」を展開しています。

「FASTALERT」は、NHK・民放キー局・一般紙などの日常的な取材活動に必要不可欠なツールとして採用されています。

INCLUSIVEは、テレビ局や出版社などのメディア企業に対し、デジタルメディアやWebサービスの企画と運用を支援するサービスを提供しています。

今回のマイナビとINCLUSIVEの提携により、それぞれのコンテンツ力や強みを活かし、重要かつ質の高いコンテンツやニュースをすばやくユーザーに届ける体制を強化します。

総務省が発表した「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、2020年の国内におけるTwitterの利用率は、全年代で42.3%となっています。

また若年層の利用率が高く、10代が67.6%、20代が79.8%となっています。

TwitterはRT(リツイート)という機能により、他人の投稿(ツイート)をワンタップで拡散することができます。

影響力のあるアカウントがRTすれば、すぐにそのフォロワーに広がり、大きく拡散することとなります。

一方、ニュース性を帯びるツイートについては、間違った内容のものでも広く拡散されてしまうことがあり、フェイクニュースとして社会問題となっています。

フェイクニュースの問題はありますが、SNSは利用者が非常に多いため、報道機関でも拾えないような情報が発信されることがあります。

そのため正しい情報を選別できれば、鮮度の高いニュースの提供が可能となります。

「FASTALERT」は、SNSなど複数の情報ソースから、AIを用いて自然災害・事件・事故・情報漏洩・SNS炎上・新型コロナウイルス最新情報など様々なリスク情報を提供するサービスです。

フェイクニュースの可能性がある情報については、その投稿者が前後に発信した情報や、その他投稿者の類似情報を検証することで排除を行っています。

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