注目のスタートアップ

動画で組織実行力を高めるマネジメント支援サービス提供の「ClipLine」が4.5億円調達

company

2022年2月15日、ClipLine株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

動画で組織実行力を高めるマネジメント支援サービス「ClipLine」を提供しています。

多店舗ビジネスなどにおけるオペレーションや情報・ノウハウを短い動画(クリップ)にして共有することで、本部からミドル層への情報伝達と、ミドル層から現場スタッフへの再伝達・指導をデジタル化・効率化するサービスです。

今回の資金は、店長・ミドルマネジャー支援機能の強化・導入促進などに充当されます。

サービス業などにおいてサービスの質を向上させるには、従業員のスキルを向上させることも必要となります。

現場で業務を行いつつ指導・教育することをOJT(On-the-Job Training)と呼び、約半数ほどの企業が実施しているといわれています。

小規模な店舗であれば上層部からの情報の伝達は正確に行われることも多いでしょう。また自らが赴きクオリティを確認することも比較的やりやすいでしょう。

しかし多店舗ビジネスとなると人材の数が多くなり、情報伝達に課題が生じます。この課題を解決するにはシステムの導入が必要となります。

「ClipLine」は、短い動画(クリップ)によって、情報伝達を効率化するマネジメント支援サービスです。

動画はテキストや写真などよりも圧倒的に情報量が多いため、OJTなど社員教育では大きな力を発揮します。

日本では人手不足により外国人人材を雇用する企業が増えていくことが予測されています。言語によるネイティブなコミュニケーションが困難になる現場では、動画によるマネジメントはさらに重要性が高まると考えられます。

将来的には、企業の成長のために社員を一から育てていく必要があるでしょう。しかし、創業期にはそのような余裕はないかもしれません。そのため企業の成長のために有能な人材を雇う必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ClipLine OJT オペレーション マネジメント 伝達 動画 情報 株式会社 組織 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コーヒー専門通販「PostCoffee」とコーヒーのサブスクリプションサービスを提供する「POST COFFEE」が4.3億円調達
2022年10月12日、POST COFFEE株式会社は、総額約4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 POST COFFEEは、コーヒー専門の通販サイト「PostCoffee」と…
分散型コンピューティングパワー(計算力)を提供する「モルゲンロット」が「鹿島建設」と資本業務提携
2022年6月9日、モルゲンロット株式会社は、鹿島建設株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モルゲンロットは、分散処理コア技術「Excalibur」を中核としたソフトウェア開発力…
AI店舗支援SaaS「口コミコム」やインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を手がける「mov」が15億円調達
2024年5月21日、株式会社movは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 movは、AI店舗支援SaaS「口コミコム」や、インバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を提供・運営して…
量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェアを開発する「QunaSys」が資金調達
2022年5月10日は、株式会社QunaSysは、資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューター向けアルゴリズムやソフトウェアの研究開発、量子化学計算クラウドサービス「Q…
リモート・デスクトップ・サービス「どこでもデスクトップ」提供の「ドコデモ」が6,000万円調達
ドコデモ株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、リモート・デスクトップ・サービス「どこでもデスクトップ」の正式リリースも併せて発表しました。 「どこでもデスクトッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集