注目のスタートアップ

温浴施設向けOMOツールなど提供の「Habitat」が1億円調達 完全予約制のサウナ施設の建設を開始

company

2021年12月21日、Habitat株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

サウナ・温浴施設向けOMOツール「habitat」を提供しています。

顧客ごとの入退出の計測と決済金額を自動で分析し、店舗における顧客グループごとのLTVの計測とそれに伴うCRMの設計を提案するサービスです。

このツールを導入することで、従来の温浴施設でも簡単に会員制サブスクリプションサービスの提供を開始することができます。

また、OMOツールの提供だけでなく、サウナ事業にも取り組む予定です。

サウナ事業としては、完全個室型リラクゼーションエリア、サウナ室、温湯、複数種類の水風呂を完備した最大利用者数6名のサウナ温浴施設の建築を開始し、東京23区内にオープンする予定です。

今回の資金は、サウナ事業への設備投資や、オフライン店舗サービス向けOMOツールの開発に充当されます。

近年サウナは、取り上げるメディアの増加や、サウナを題材とした漫画やエッセイなどが多数登場し、多くの人びとの目に触れる機会が増えました。

サウナブームにあると伝えるメディアも多いのですが、一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所の『日本のサウナ実態調査』によると、サウナ愛好家人口は大きな変化はないようです。

しかしSNSの普及によってサウナ愛好家たちによる情報発信が増えたことからサウナの認知度は向上しており、都市部において若者を意識したサウナ施設が多数建設されています。

また、新型コロナウイルス感染症の流行もあり、個室型サウナや会員制のような混雑しない施設も登場しています。

サウナは血流を良くし健康増進につながるという研究結果が出ています。ストレスの軽減や美的効果もあるとされています。

近年の健康意識の高まりもあるため、今後サウナは様々な世代に広がっていくことが予測されます。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CAVE CRM Habitat LTV OMO サウナ ツール リラクゼーション 施設 株式会社 温浴施設 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

独立支援型シェアサロン運営の「Reco」が資金調達
2021年9月15日、Reco株式会社は、総額数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独立支援型シェアサロン「Reco(リコ)」を運営しています。 フリーランスや独立予定の美容師を対象とした…
家具のサブスクリプション・サービス「airRoom」の運営元が1億円調達
2019年7月24日、株式会社Elalyは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家具・インテリアのサブスクリプション・サービス「airRoom」を運営しています。 人気家具ブランドの…
缶の日本酒ブランド「ICHIーGO-CAN」などを手がける「Agnavi」が8,500万円調達
2024年1月31日、株式会社Agnaviは、総額8,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、農林水産省令で定められる農林水産物又は食品の輸出拡大を図るための「輸出事業計画…
アパレルの定額制・組み合わせ自由の購入体験型サービス「WAGOON」が台湾で本格始動
2020年9月23日、株式会社WAGOONは、「WAGOON」のWebサービスを本格ローンチしたことを発表しました。 「WAGOON」は、台湾台北市で展開されている、アパレルの定額制・組み合わせ自由の…
ソフトバンク発のイベントテック企業「MICEプラットフォーム」が「ヒビノ」と資本業務提携
2023年9月1日、ヒビノ株式会社は、MICEプラットフォーム株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 MICEプラットフォームは、ソフトバンクグループの社内起業制度「ソフトバンクイ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集