注目のスタートアップ

ベトナムでフードデリバリーサービスを運営する「Capichi」が4,000万円調達

company

2021年12月12日、株式会社Capichiは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ベトナムのハノイとホーチミンを拠点に、フードデリバリーサービス・飲食店動画検索・予約アプリ「Capichi」を開発・運営しています。

2019年10月当初は、飲食店動画検索・予約アプリとして運営していました。2020年3月の新型コロナの影響を受けフードデリバリーサービスを新たに実装し、ハノイの日系の飲食店舗と日本人ユーザーを中心に展開していました。

2021年1月からホーチミン市に進出し、提携店舗数の拡大もあって、ベトナム在住の欧米人・韓国人・中間富裕層のベトナム人ユーザーも獲得しています。

フードデリバリーサービス(出前)は、日本においては江戸時代初頭から営まれているサービスです。

インターネットとスマートフォンの普及以前は電話注文が主で、また店個人が出前を行うことが普通でした。

しかしスマートフォンが普及したことにより、出前ポータルサイト/アプリが登場し、これまで出前を利用していなかった層も開拓できるようになりました。

またこれまで自前でデリバリーを行っていた飲食店も、コスト削減のためにフードデリバリーサービスに切り替えるケースが多くなっており、市場は拡大をみせていました。

そして新型コロナウイルス感染症の流行により中食需要が急激に高まり、2018年には3,631億円という市場規模だったものが、2021年には5,678億円へと拡大すると予測されています。

また、新型コロナの影響は世界的なものであるため、世界においてもフードデリバリーサービスは拡大傾向にあります。

特に外食産業で好調だった国はフードデリバリーサービスの伸び率も高くなっています。

ベトナムは日本食が人気な市場であるため、日本の外食関連事業者にとっては注目の市場といえるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「飲食開業手帳」では、Webを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。デリバリーやテイクアウトに取り組む飲食店の役に立つはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Capichi アプリ デリバリー フード ベトナム 予約 動画 株式会社 検索 資金調達 飲食 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スマホ向けバッテリー・スタンド運営の「INFORICH」が30億円調達
2019年12月26日、株式会社INFORICHは、総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマホ充電器のシェアリング・サービス「ChargeSPOT」を運営しています。 駅・関連施設や…
在宅医療・介護の収益改善プラットフォーム「ZEST」を展開する「ゼスト」が1億円調達
2025年1月29日、株式会社ゼストは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は16億円となります。 ゼストは、在宅医療・介護の収益改善プラットフォーム「ZE…
キャンセル料金のデジタル請求SaaS「請求できるくん」を提供する「AccordX」が資金調達
2025年7月16日、株式会社AccordXは、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は2.1億円となりました。 AccordXは、キャンセル料金のデジタル請求に特化したSaaS「…
アパレル製造業向け生産管理クラウド・サービス運営の「patternstorage」が資金調達 β版も併せてリリース
2020年10月1日、patternstorage株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「patternstorage」のβ版をリリースしたことも発表しました。 「patterns…
PRと顧客体験を基軸としたマーケティング支援の「マテリアルグループ」とスタートアップ広報の専門家集団「PRAS」が資本業務提携
2022年11月1日、マテリアルグループ株式会社は、株式会社PRASと、資本業務提携契約を締結し、株式を取得したことを発表しました。 マテリアルグループは、グループ会社を通じ、主にマーケティングに関連…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集