創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年12月3日決算開示業務効率化サービス「Uniforce」開発の「start-up studio」が1億円調達
2021年12月3日、株式会社start-up studioは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
決算開示業務効率化クラウドサービス「Uniforce」(β版)を提供しています。
もっとも効率的なスケジュールの作成によって決算開示業務をナビゲーションすることで業務を効率化し、タスク化と一元管理によって時間・手間を削減します。
各タスクの進捗がリアルタイムでダッシュボードに表示されるため、現状を正確に把握することができます。
「Uniforce」(β版)は、2022年3月末日まで、すべての機能を無料で提供しています。
上場企業には、決算報告書によって経営成績や財務情報を公表する義務があります。これを決算報告書の開示義務といいます。
決算報告書は税務署に対する報告でもあり、また投資家に対する情報提供でもあります。
そのため企業にとっては重要な書類であり、決算報告書を作成・開示する業務である開示業務は重要な業務のひとつです。
開示業務はタイトなスケジュールであることが多く、また正確に行わなくてはならないため、スケジューリングが非常に重要です。
また、各年度ごとに適用される新しい会計基準や、法令に沿った開示が求められるため、専門的な知識を持った人材が必要となります。
そのため開示業務は属人的な業務となりやすく、退職などで人手不足になってしまうことも多々あります。
近年はガバナンス・コンプライアンスの徹底が重視されているということもあり、開示業務の重要性も増しています。
開示業務に特化したクラウドサービスは数少ないため、今後どのように伸長していくのか注目が必要です。
企業には、決算報告書の開示義務だけでなく様々な義務があります。健全な経営のためには法律をよく理解しておくことが重要です。累計発行部数200万部を突破した「冊子版創業手帳」では、起業にまつわる法律やその注意点などを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | IR start-up studio Uniforce 一元管理 効率化 株式会社 業務効率化 決算 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年4月22日、vivola株式会社は、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、不妊治療データ検索サービス「cocoromi(ココロミ)」のスマートフォン・アプリの提供…
2021年8月17日、株式会社Luupは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP…
2023年1月25日、株式会社ビビッドガーデンは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、地方銀行系VC6社と独立系VC1社です。 また直近では、2022年6月14日に、約13…
2024年4月2日、株式会社データミックスは、1億2,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、NTTファイナンス株式会社と株式会社FEインベストです。 データミックスは、データ・…
2023年9月12日、株式会社pafinは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、DG Daiwa Ventures、Sony Innovation Fund、MZ Web3 fundです…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…