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2021年11月16日動画を活用したインフォームドコンセント支援システム「MediOS」提供の「Contrea」が1.4億円調達

2021年11月16日、Contrea株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
動画を活用したインフォームドコンセント支援システム「MediOS (メディオス) 」を提供しています。
インフォームドコンセントにおける医療行為の講義を、アニメーションを用いた動画によってわかりやすくするサービスです。
医師・看護師は同じ説明の繰り返しとなってしまいがちな医療行為の講義を動画に置き換えることによって医師・看護師の手間の削減と、患者の医療行為への理解の促進を両立することを目的としています。
今回の資金は、動画コンテンツの拡張や、UX改善のためのシステム開発や、営業・マーケティング体制の強化に充当されます。
インフォームドコンセントとは、患者が医療行為を受ける前に、医療行為についてわかりやすい説明を受け、疑問があった場合は解消してもらい、内容に納得した上で医療行為に同意することを指します。
しかし医師・看護師による医療行為の説明(講義)は専門的になりがちであるため、患者に理解してもらうまでに時間がかかり、理解に体力を使わせてしまうことになります。
インフォームドコンセントでは、患者は医療行為への理解があった上で、わからない部分を聞く必要があるのですが、説明の時点で力を使い果たしてしまい、わからない部分すらわからないといったケースも散見されます。
そのためインフォームドコンセントを正しく実践するには、医療行為の説明の部分を極めて患者ファーストなものにする必要があります。
少子高齢化が進み高齢者が増えるに伴って医療サービスを受ける人びとも増えてくるため、医療の現場では様々な効率化が進んでいくことでしょう。
動画はテキストや静止画よりも圧倒的な情報量を誇ります。視聴した者に短時間で多くの情報を与えられるため、Webマーケティングにおいても積極的に利用されるようになりました。累計150万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。
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関連タグ | MedTech インフォームド・コンセント システム 動画 医療 支援 株式会社 資金調達 |
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