【東京】「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第2回)」助成金 11/11締切

subsidy

2021年10月24日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第2回)」の公募を開始したことを発表しました。

変化・変革に正面から向き合い、先端技術を活用して持続的発展を目指す中小企業者等が、“更なる発展に向けた競争力の強化”・“デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進”・“イノベーションの創出”・“後継者による新たな取り組み”に必要となる機械設備等を導入するための経費の一部を助成するものです。

【助成率・助成限度額】

事業区分 申請者区分 助成率 助成限度額 助成下限額
競争力強化 中小企業者 A 1/2以内 1億円 100万円
小規模企業者 B 2/3以内 3,000万円
DX推進 C 1億円
イノベーション D
後継者チャレンジ E

【概要】
「主な申請資格」
・2021年10月1日現在で東京都内に登記簿上の本店または支店があり、都内で2年以上事業を継続している中小企業者等
「助成対象業種」
・すべての業種
「助成対象期間」
・2022年4月1日~最長2023年9月30日(交付決定日の翌月1日から1年6カ月間)(この期間中に契約、設置、支払いまで完了する必要があります)
「助成対象経費」
・機械装置、器具備品、ソフトウェアの新たな導入、搬入・据付等に要する経費

【申請予約締切】
2021年11月11日(木)17時まで

AI・ブロックチェーンなど最新のテクノロジーの登場や、気候変動などの環境的なリスクが高くなり、変化の激しい時代となっています。

このような時代では硬直した組織では変化に対応できず大きな損失を生んでしまうため、DX(デジタルトランスフォーメーション)が必要です。

DXは単純にデジタル化と解されることもありますが、そうではありません。

DXとは、デジタル化やテクノロジーの活用によって、企業・組織を根本的に作り変えることを指します。

作り変えることによって目指すのは、新たな時代に対応できる柔軟な企業・組織です。

ものづくり企業でのDXではソフトウェア面の変革だけでなく、機械設備などハードウェア面での変革も必要となります。

機械設備は高価なものが多く、また複数台あることも少なくないため、ソフトウェアの変革よりも資金面でのハードルが高いケースが多いでしょう。

そのため政府・自治体は、設備投資に対する補助金・助成金を多数用意しています。

創業期は自分の好きなようにシステムを導入できることが大きなメリットです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ DX 助成金 東京都 機械設備 補助金 設備 設備投資 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業
詳細はこちら

【東京都】大型設備投資の助成金、第2回公募をスタート(11月11日まで)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和7年度「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」補助金
観光庁は、令和7年度「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」について発表しました。 宿泊施設における省エネ設備等の導入に要する経費の一部を助成することにより、訪日外国人旅行者の受け入れに向けて、宿泊施…
【東京】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業(中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援)」補助金
「TOKYO戦略的イノベーション促進事業(中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援)」の申請エントリーが開始されました。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する、都内中小企業・スタ…
【東京都】令和7年度「中小企業デジタルツール導入促進支援事業」【最大100万円助成】
公益財団法人東京都中小企業振興公社 令和7年度「中小企業デジタルツール導入促進支援事業」のご案内です。 デジタルツールの導入を支援します。 対象 都内中小企業者等(会社・個人事業主・中小企業団体) 支…
自動運転大型トラックソリューションを開発する「ロボトラック」が3億円調達
2025年3月31日、株式会社ロボトラックは、総額3億円の資金調達を発表しました。 ロボトラックは、2021年に自動運転企業として米国で上場し、自動運転トラックの世界初の完全無人走行テストに成功したT…
【東京都】「起業家による空き家活用事業」補助金
東京都は、「起業家による空き家活用事業」の募集開始を発表しました。 空き家の「新たな利活用事例」となりうる優れた事業プランを都内起業家から募集し、空き家の利活用に有効と認められる事業プランを審査の上、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集