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eスポーツの大会開催支援ツール「e-players」提供の「Papillon」が1,000万円調達

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2021年10月20日、株式会社Papillonは、総額1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

eスポーツの大会開催支援ツール「e-players」を開発・提供しています。

スマートフォンひとつで、eスポーツ大会の運営における、トーナメントの作成・更新や、進行記録、参加者への通知などを行うことができるアプリです。

大会名・開催日時・ゲーム名・募集人数を入力するだけで、小規模から大規模な大会まで開催することができます。

今回の資金は、「e-players」の開発と実証実験に充当されます。

KADOKAWAの発表によると、2019年の国内eスポーツ市場の市場規模は前年比127%の61.2億円となりました。

今後も順調に成長を続け、世界のeスポーツ市場は2020年から2023年の予測期間中に17.72%のCAGR(年平均成長率)で成長すると推定されています。

eスポーツビジネスは、野球やサッカーなどのスポーツビジネスと同様に、試合・大会の開催が軸となっています。

しかし現在、eスポーツの大会の開催・運営にはまだノウハウがないことが多く、手探りで運営をしているところもあります。

その場合、エクセルや簡単なトーナメント表、チャットツールが利用されており、その非効率さから大会の運営の負担が大きくなっています。

このことから、eスポーツ領域では大会運営を支援するサービスがつぎつぎと立ち上がっています。

eスポーツでは、アマチュアのプレイヤーが大会を開催するといった事例も多いため、大会運営支援サービスはコミュニティとしての側面を帯びてくることもあります。

単なる支援ツールとしてだけでなく、様々な方向のアプローチもあるため、おもしろい領域となりそうです。

このようなプラットフォームビジネスは、利用者やコンテンツの拡充がビジネスの成長に直結するため、営業が重要となってきます。「冊子版創業手帳」では、リソースが足りない創業期において、営業を支援してくれるツールの導入について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ eスポーツ Papillon ツール 大会 支援 株式会社 資金調達 運営 開催
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