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スマートフォンから注文できるスクールランチサービス提供の「PECOFREE」が資金調達

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2021年9月6日、株式会社PECOFREEは、資金調達を実施したことを発表しました。

学校で食べる食事をスマートフォンから予約注文できるサービス「PECOFREE」を開発・運営しています。

毎日、栄養士が監修した献立3種類から選ぶことができ、前日までにLINEのミニアプリから予約注文することで、当日に学校に設置された受取・返却BOXに弁当が配送されるサービスです。

将来的には、地域の給食会社と協業し、弁当の提供や、地域の食材の活用などを行っていくことを考えています。

今回の資金は、システム開発や、サービス認知拡大のためのマーケティングとその人材採用に充当されます。

給食業界が抱えている課題には、献立作成の負荷の高さや、食数予測が難しいことがあります。

献立は栄養士が作成しますが、給食ということもあり金額や調理法など配慮しなくてはならない要素が多数あるため、非常に作成負荷が高くなっています。

弁当給食の場合は事前に注文を受けた分を配送するため食数予測は必要ありませんが、食堂の場合はその日にどれだけの利用者が訪れるのかを予測することが難しくなってしまいます。

また欠品してしまうと食堂の利用率の低下につながってしまうため、フードロスの削減と欠品の防止の両立という難しい判断をしなくてはいけません。

「PECOFREE」は、そういった給食業界の課題に目をつけたサービスであり、学校での大きな成功例があれば一気に普及する可能性があります。

新規事業の開発には、自社の強み・弱み、市場の機会・驚異を分析することが重要です。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルーオーシャンを見つけだすことができるはずです。

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カテゴリ 有望企業
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