注目のスタートアップ

太陽光発電所再生事業の「ヒラソル・エナジー」が5億円超調達

company

2021年8月31日、ヒラソル・エナジー株式会社は、総額5億円超の資金調達を実施したことを発表しました。

東京大学発のIoT技術「PPLC-PV」(電流型電力線通信技術、Pulse Powerline Communication for Photovoltaic)の実用化を目的に設立されたベンチャー企業です。

「PPLC-PV」は、太陽光発電所の稼働率向上につながる新たな通信技術です。

太陽電池モジュールの製造時に通信装置を取り付けることで、太陽電池モジュールそのものに保守機能をもたせることができるようになります。

今回の資金は、この「PPLC-PV」と独自開発のAI技術を組み合わせた太陽光発電所の再生事業の本格始動や、営業体制の強化、再生技術の向上、システム開発の加速に充当されます。

太陽光発電では、再生可能エネルギーの普及促進のため、売電から10年(もしくは20年)間は政府が定めた所定の金額で買い取る固定価格買取制度(FIT制度)というものがありました。

一般的には、このFIT制度を利用した太陽光発電所の事業計画では10年・20年後に発電所を廃棄することが計画されています。

ヒラソル・エナジーは、この発電所の破棄に伴う太陽光発電の大量離脱の防止と、太陽光発電の普及のために取り組んでいます。

保守点検業務はIoTによって効率化できます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、セキュリティ対策についても伺っています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT 保守 太陽光発電 技術 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

顧客LTV最大化クラウド型SaaS「Discoveriez」提供の「ジーネクスト」が2.6億円調達
2020年11月25日、株式会社ジーネクストは、総額約2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客LTV最大化のためのクラウド型SaaSサービス「Discoveriez」を開発・提…
物流倉庫・製造工場向け自動搬送ロボット開発の「LexxPluss」が資金調達
2021年3月3日、株式会社LexxPlussは、資金調達を実施したことを発表しました。 物流倉庫・製造工場向け自動搬送ロボットを開発しています。 従来の自動搬送ロボットは、誘導線上に沿って軌道走行す…
「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」
国立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」の公募について発表しました。 CO2分離回収技術の社会実装を早…
データガバナンスソリューションを開発する「インサイトテクノロジー」が資金調達
2023年2月2日、株式会社インサイトテクノロジーは、資金調達を実施したことを発表しました。 インサイトテクノロジーは、データベースの専門家集団として、データガバナンス、データインテグレーション領域に…
AIや金融工学などのテクノロジーを核とした金融サービスを提供する「MILIZE」と「SCSK」が資本業務提携
2023年4月26日、株式会社MILIZEは、SCSK株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 SCSKはMILIZEの行う第三者割当増資を引き受け、7.5億円の出資を行いました。 MI…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集