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汗中の乳酸濃度を測定できるウェアラブルデバイス開発の「グレースイメージング」が2億円調達

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2021年8月27日、株式会社グレースイメージングは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

汗中の乳酸濃度を測定・可視化できるウェアラブルデバイスである汗乳酸センサを開発しています。

今回の資金は、汗乳酸センサと周辺機器を含めたデバイスの医療機器承認取得に向けた開発の加速に充当されます。

また、将来的にはスポーツ分野や健康管理などへの応用も目指しています。

心不全患者の再入院率を低下させる心臓リハビリテーションでは、最適な運動負荷を計算するために心肺運動負荷試験(CPX)を行う必要があります。

しかしCPXを実施できる施設は限られており、CPXの普及が進んでいないという課題があります。

そのためCPX以外での運動負荷量を計算できる方法が求められています。

グレースイメージングの汗乳酸センサは、簡便かつ連続的に運動負荷量や有酸素運動から無酸素運動への変化を可視化することで、既存のCPXの課題を克服しようとしています。

研究開発を伴うビジネスには多くの資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ CPX ウェアラブル・デバイス グレースイメージング 医療 医療機器 心不全 心肺運動負荷試験 心臓リハビリテーション 汗乳酸センサ
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