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VRリハビリテーション機器開発・提供の「mediVR」が5億円調達

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2021年7月8日、株式会社mediVRは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

VRリハビリテーション用医療機器「mediVRカグラ」の開発・販売を行っています。

VR空間上に表示される対象に向かって手を伸ばす動作(リーチング動作)をくり返すことにより、姿勢バランス・重心移動のコツを掴むことを目的としたリハビリテーション用医療機器です。

神経科学・行動科学の知見にもとづいて医師が開発した機器で、大学との共同研究などにより、エビデンスの確立に向けて取り組んでいます。

2021年7月現在、大学、リハビリテーション病院、介護付き老人ホーム、デイケアなど、全国25施設に導入されています。

今回の資金は、成果報酬型自費リハ施設の2021年中の開設に充当されます。

VR技術はエンターテインメントだけでなく、医療の領域でも活用されています。

すでに手術トレーニングなどで利用されており、有効であるというデータも出てきました。

リハビリテーションにおいても有効であると考えられており、特に欧米では高齢者に対するリハビリテーションの標準的な治療として応用されつつあります。

今後エビデンスが確立されていくにつれ、リハビリテーションの領域で大きな変革が訪れていくことでしょう。

最新の技術を活用した事業を展開する場合、成長のためにさらなる研究開発が必要となり、そのために資金を要します。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に役立つ情報を掲載しています。

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カテゴリ 有望企業
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