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共同購入型越境ECサービス運営の「douzo」が1億円調達

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2021年6月23日、株式会社douzoは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

日本の商品を安く海外に届ける共同購入型越境ECサービス「DOUZO」を運営しています。

海外では高価で買うことができなかったり、売っていなかったりする商品を、お得にかつ簡単に購入することができるECサービスです。

共同購入型であるため、買いたいと思ったユーザーが多ければ多いほど商品の価格が安くなっていきます。

共同購入型のECは、多くの人が買えば買うほど安くなるため、顧客に対し“売れている感”を与えることができ、プラットフォームが盛り上がっていることを見せることができます。

しかし、相場よりも高い金額からスタートして安くなった感を演出する共同購入型のECが増えたことにより廃れてしまいました。

この仕組みを最近になって取り入れ、SNSと組み合わせたECサービスを展開する中国の「拼多多(Pinduoduo)」が急成長したことにより、共同購入型は再度注目を集めることとなりました。

また、越境ECについては、経済産業省によると、2019年の日本・米国・中国の3カ国間における市場規模は、いずれの国の間でも増加しています。

今後の増加も予測されており、越境ECでも「DOUZO」のようにユニークなECが増えてくると考えられ、注目が必要です。

共同購入型のように廃れてしまった仕組みでも、時代の変化によって新たなビジネスアイデアとなることもあります。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場機会・驚異を分析するためのフレームワークを掲載しています。新たなアイデアを出すために活用するとよいでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ douzo EC 共同購入型 株式会社 資金調達 越境EC
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