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独自冷凍技術により地域のパン屋さんと消費者をつなぐ「パンフォーユー」が8,000万円調達

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2021年5月10日、株式会社パンフォーユーは、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

パンフォーユーは独自開発の冷凍技術を活用し、個人向けパン宅配サービス「パンスク」や、法人向けパン・サービス「パンフォーユーオフィス」、冷凍パンを活用したパン屋開業支援サービス「ゴーストベーカリー」事業、パンのOEMプラットフォーム「パンフォーユーBiz」などを展開しています。

今回の資金は、パン屋の店頭販売を促進するデジタル・ツールの開発の推進や、パンを焼く以外の作業を効率化するSaaS「パンフォーユーモット」の機能拡充に充当されます。

総務省統計局の「家計調査」によると、1世帯あたりのパン年間支出金額は増加していることがわかります。

しかし、パン屋自体は苦戦している状況にあり、2015年の倒産件数は10件でしたが、2019年には31件となっています。

要因としては、競争の激化や、コンビニなど異業他社の参入、人件費などの高騰、多品種大量生産のビジネス・モデルの難しさ、販路が店舗周辺に限られることなどが挙げられます。

廃棄が発生してしまう仕組みは、非効率的であるだけでなく、SDGsに取り組む時代では見直す必要があります。

パンフォーユーは、独自の冷凍技術により、廃棄の削減やパン屋の業務効率化を図ることにより、無理なくビジネスを続けていける仕組みを提供しています。

このようなプラットフォーム・ビジネスの成長には、掲載するサービスや企業の多さが重要となってきます。「冊子版創業手帳」では、ビジネスの成長に必要となる営業活動を支援するツールのメリットや導入方法について詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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