注目のスタートアップ

飲食店と卸売業者をつなぐ受発注プラットフォーム「クロスオーダー」提供の「クロスマート」が2.7億円調達

company

2021年2月22日、クロスマート株式会社は、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

飲食店と卸売業者をつなぐ受発注プラットフォーム「クロスオーダー」を運営しています。

受発注においてFAX・電話が主流だった卸売業者の効率化を実現するサービスです。

また、eギフト・プラットフォーム事業を展開する株式会社ギフティからの出資により、メーカー販促サービス「クロスオーダー販促」を開始します。

「クロスオーダー販促」は、メーカーが対面で行ってきた飲食店に対する営業・販促を「クロスオーダー」上で行えるようにするサービスです。

今回の資金は、「クロスオーダー」の営業強化、「クロスオーダー販促」の提供に充当されます。

飲食店の多くは自社ホームページを持っておらず、Webからの発注ができないというケースもあります。

そのため卸売業者は飛び込み営業や、電話、FAXで注文を受けなくてはなりません。

この飲食店-卸売業者の受発注をデジタル化することにより、両者共に大幅な効率化が見込めます。

また、「クロスオーダー」は、デジタル・スキルに疎い高齢者が多い飲食店の経営者にも対応するため、飲食店側は従来どおりFAXで発注で行えるように、FAXのOCR(光学的文字認識)機能を備えています。

これによりデジタル化に消極的な飲食店を取引先に抱える卸売業者もデジタル化を推進することができます。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX化が成功しなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。そのためDXは卸売業者だけでなく、どの業界でも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ クロスオーダー クロスオーダー販促 クロスマート プラットフォーム 効率化 卸売 受発注 株式会社 資金調達 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データアセットマネジメント事業展開の「AOSデータ」が9億円調達
2021年7月6日、AOSデータ株式会社は、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開して…
地域事業会社のイノベーション支援などを展開する「エスイノベーション」が資金調達
2025年2月18日、エスイノベーション株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 エスイノベーションは、地域事業会社のイノベーション支援や、スタートアップ支援、オープンイノベーション推進など…
AIカフェ・ロボット「root C」開発の「New Innovations」が1.7億円調達
2020年6月24日、株式会社New Innovationsは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIカフェ・ロボット「root C(ルートシー)」を開発しています。 A…
蚕を原料とした次世代食品「シルクフード」を開発する「エリー」が4,500万円調達
2020年3月12日、エリー株式会社は、総額約4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 蚕を原料とした次世代食品「シルクフード」を開発しています。 蚕は、タンパク質やビタミンなどの基本的…
「公認会計士 久禮義継事務所」が新たな廃業の仕方を提案する「ストップ・ザ・廃業」サービスを開始
2020年10月31日、株式会社H2オーケストレーターは、公認会計士 久禮義継事務所において、「ストップ・ザ・廃業」サービスを開始することを発表しました。 「ストップ・ザ・廃業」は、事業の継続が難しい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集