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タクシー配車システムと配車センター委託事業展開の「電脳交通」が5億円調達

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2020年10月8日、株式会社電脳交通は、総額5億円の資金調達を発表しました。

タクシー事業者向けに、クラウド型配車システムと配車センター・サービスを提供しています。

従来の配車(無線)システムは高額かつシステムが古くなるという課題がありました。クラウド型のシステムのため、最新の配車システム・無線配車を利用することができます。

また、自動配車システムにより業務効率の改善や、配車業務自体を委託することも可能のため、配車業務の負担を大幅に軽減することができます。

今回の資金は、全国への事業展開や、機能強化、配車センターの拡充、サービス開始以来蓄積したデータ基盤と、コールセンター業務を通じて培われた現場のノウハウを活用した新サービス開発・提供に充当されるようです。

タクシー業界は、運転手の高齢化が進み、人手不足が深刻化しています。法人タクシー事業者は、10年間で10%減少しているほか、運転者数も10年間で38万人から30万人に減少しています。

また、年間賃金水準も全産業から比べると大きく低い水準となっています。そのためタクシー業界は改革のために様々な取組みを行っています。

たとえば、日の丸交通は、女性や外国人、LGBTQの積極採用や、フレキシブルな勤務形態の整備を行っています。

そのため、タクシー業界の業務効率を改善するサービスだけでなく、業界を変革できるようなサービスも待ち望まれています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ DX クラウド タクシー 株式会社 業務効率化 資金調達 配車 電脳交通
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