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大豆由来の植物肉原料(ミラクルチップ)を開発・製造する「DAIZ」が6.5億円調達

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2020年5月18日、DAIZ株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

大豆由来の植物肉原料(ミラクルチップ)を開発・製造しています。

これまでの植物肉は、大豆搾油後の残渣物を主原料としており、味と食感の違和感、大豆特有の青臭さ・油臭さ、肉に見劣りする機能性(栄養価)などの課題がありました。

DAIZは、味や機能性を自在にコントロールする独自技術により大豆を発芽させ、旨味・栄養価を増大させた後、肉のような弾力と食感を再現しています。

また、大豆のみを原料とできるため、原価低減も実現しており、牛肉・豚肉・鶏肉に対し、価格競争力があります。

今回の資金は、植物肉原料(ミラクルチップ)の生産体制の拡大と、研究開発(R&D)の強化に充当されます。

世界的な人口の増加により、早くて2030年にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めると予想されています。

そのため、未来のタンパク質源として、藻類や、大豆、昆虫が考えられており、実用化に向けて研究・開発が行われています。

これから先、タンパク質の生産・加工・販売がますます活発になっていくことが予想されています。

研究開発系のビジネスにとって資金はとても重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DAIZ タンパク質 大豆 株式会社 研究開発 資金調達 食品 食糧危機
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