注目のスタートアップ

てんかん患者・家族向けプラットフォーム「nanacara」運営の「ノックオンザドア」が資金調達

company

2020年5月14日、ノックオンザドア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

てんかん患者・家族向けプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」を開発・運営しています。

てんかん患者の発作の記録と、服薬履歴の記録を家族で簡単に共有することができるスマートフォン向けアプリです。

てんかん発作は、抗てんかん薬でコントロールします。症状により複数の薬を飲むこともあります。

治療のためには日々の発作と服薬の記録が必要となりますが、詳細な記録として発作時の動画を求められることもあります。そのため、てんかんの記録は複雑化しており、正確な記録を残すことが難しい状態にありました。

ノックオンザドアは、「nanacara」により、正確にてんかんの記録・管理できる仕組みを構築することと、その記録を必要な時に正確に伝えることができるプラットフォームを目指しています。

てんかんの有病率は、1,000人に5~8人(日本全体で60万人~100万人)といわれています。

てんかんの治療は抗てんかん薬による薬物治療が主となっています。そのためてんかんは長期間つき合っていかなくてはならない疾患なのです。

てんかん治療の記録・管理が簡単になることは、患者・家族の負担を減らすでしょうし、また蓄積されたデータはてんかん治療に役立つことでしょう。

医療の課題を解決するビジネスは、専門的な知識を要するものが多く参入障壁は高いかもしれません。しかしこのような治療の管理をするプラットフォーム・ビジネスは、それほど障壁は高くなく、開発費用も高くならないでしょう。「冊子版創業手帳」では、新たなビジネスを創造するために役立つフレームワークを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ nanacara ノックオンザドア プラットフォーム 患者 服薬 株式会社 管理 記録 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

体力テストデジタル集計システム「ALPHA」を提供する「Pestalozzi Technology」が1.4億円調達
2023年5月30日、Pestalozzi Technology株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 体力テストデジタル集計システム「ALPHA」を開発・提供して…
「アドインテ」が「マックスバリュ西日本」と協業 リテールメディア「マックスバリュ西日本Ads」をリリース
2022年8月22日、株式会社アドインテは、マックスバリュ西日本株式会社と協業し、「マックスバリュ西日本Ads」(マックスバリュ西日本広告)の構築・運用をスタートしたことを発表しました。 アドインテは…
セールス全般のBPO事業とセールスAIエージェントの開発を手がける「ValorizeAI」が3500万円調達
2025年6月4日、株式会社ValorizeAIは、総額3500万円の資金調達を発表しました。 ValorizeAIは、セールス全般のBPO事業と、セールスAIエージェントの開発・提供を行っています。…
医療業界向けノーコードのデータクレンジングソフトウェア「Yuicleaner」を開発する「Yuimedi」が4.5億円調達
2022年11月30日、株式会社Yuimediは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Yuimediは、医療業界向けのノーコードのデータクレンジングソフトウェア「Yuicl…
学習塾検索サイト「塾選」を運営する「DeltaX」が資金調達
2024年2月14日、株式会社DeltaXは、累計10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DeltaXは、学習塾検索サイト「塾選」を運営しています。 学習塾の特徴・教室情報・コース情報や、通…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集