注目のスタートアップ

CO2排出量可視化・脱炭素化クラウド「ENERGY X GREEN」など展開の「booost technologies」が12億円調達

company

2022年2月2日、booost technologies株式会社は、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。

CO2排出量の可視化やレポート化ができるクラウド型プラットフォーム「ENERGY X GREEN(エナジー エックス グリーン)」や、CO2フリー電気の調達・供給のためのクラウド型エネルギーマネジメントシステム「ENERGY X(エナジー エックス)」を展開しています。

これらサービスの提供により、企業のカーボンニュートラルへの取り組みを支援しています。

世界の平均気温は長期的にみて上昇傾向にあります。このまま地球温暖化が進むと今世紀末には地球の平均気温が最大で約4.8℃も上昇してしまうという予測もあります。

気候変動に対応するためには、国などの政府機関だけでなく企業による取り組みも必須です。

日本は脱炭素化のための取り組みとして、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロとする“2050年カーボンニュートラル”を掲げています。

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを指します。

具体的には、排出する二酸化炭素の量を補うための植林や森林管理などの活動がそれにあたります。

カーボンニュートラルに取り組むためには、自社とサプライチェーンが排出する量を正確に把握しなくてはならないため、専用のクラウドサービスなどが登場しています。

今は主に大企業が取り組んでいますが、環境・社会・ガバナンス要素を考慮して投資先を決定するESG投資の加速などにより、スタートアップにおいてもカーボンニュートラルの取り組みが広がっていくと考えられます。

起業ではオフィス、電気、インターネットなど様々な契約が必要となります。なるべくコストを抑えた契約をしたいと考えるのが起業家です。また、環境・社会・ガバナンスに関するサスティナブルな取組みを行っている企業に投資するESG投資が注目されていることもあり、コストだけではなく中長期的な面を考慮するのもよいかもしれません。「冊子版創業手帳」では、オフィス契約の際の注意点などについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ booost technologies CO2 ENERGY X ENERGY X GREEN エネルギー カーボンニュートラル クラウド プラットフォーム マネジメント 可視化 排出量 株式会社 脱炭素 脱炭素化 資金調達 電気
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

空飛ぶクルマの運行サービスプラットフォームを開発する「エアモビリティ」が資金調達
2022年3月9日、エアモビリティ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。引受先は、日本特殊陶業株式会社です。 エアモビリティ(=空飛ぶクルマ)を、安全・容易・安価に航行・利用するためのサー…
免疫チェックポイント阻害薬の効果を事前に判定する特許の実施権を保有する「イミュニティリサーチ」と「タウンズ」が資本業務提携
2023年1月20日、イミュニティリサーチ株式会社は、株式会社タウンズと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 イミュニティリサーチは、免疫チェックポイント阻害薬の効果を事前に判定する特許の実…
D2Cスキンケア・ブランド「SISI」が1億円調達
2021年2月24日、株式会社SISIは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 D2Cスキンケア・ブランド「SISI(シシ)」を展開しています。 第1弾として、2020年11月からMak…
「福祉はぐくみ企業年金基金」の導入サポートなどを展開する「ベター・プレイス」が3億円調達
2022年11月1日、株式会社ベター・プレイスは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベター・プレイスは、福祉はぐくみ企業年金基金の導入推進、導入支援、各種サポート業務を行う「はぐくみ…
「Hacobu」が物流業界の脱FAX/脱電話をサポートする配送案件管理サービス「MOVO Vista」をローンチ
2020年10月2日、株式会社Hacobuは、「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」をローンチしたことを発表しました。 「MOVO Vista」は、荷主企業、元請企業、協力運送会社のコミュニケー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集