注目のスタートアップ

オーディオ・フィットネス・アプリ運営の「BeatFit」が2億円調達

2019年3月29日、株式会社BeatFitは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

プロコーチの音声ガイドと人気音楽を組み合わせたフィットネス音声を提供するアプリ「BeatFit」を運営しています。

株式会社BeatFit マーケティングマネージャー 植松 佑太氏よりコメントが届きました!

今回のニュースについて、株式会社BeatFit マーケティングマネージャーの植松 佑太氏よりコメントが届きました!

ー御社の事業について、教えてください。

植松:当社は、フィットネス音声ガイドアプリ「BeatFit」を運営するスタートアップです。

昨今、低価格で利用できる24時間営業のジムが急増したことや、Apple WatchやFitbitなどのウェアラブル端末が普及したことを受けて、日本国内全体で運動意識が高まっています。一方、継続して運動を行うために重要なモチベーションツールがまだまだ不足しているのが現状です。

そこで、BeatFitでは、トレーニングに最適な音楽とトレーナーの音声ガイドから構成されるオリジナルフィットネスコンテンツの配信を通して、運動の習慣化を効率よくサポートしていきます。

ー今回の資金調達の目的はなんでしょうか?

植松:この度の資金調達では、以下の6点を中心に強化していきます。

・高度なエンジニア人材(特にアプリ開発、機械学習に強い人材)の採用
・コンテンツ力強化を目指した、より実績のあるトップトレーナーの起用
・AIを活用したパーソナライゼーションシステムの開発
・株式会社ルネサンスとの提携を踏まえたジム内プロモーションの強化
・音楽レーベル、フィットネス機器メーカー、保険会社との事業提携
・大学などの学術機関や医療機関との共同研究

ー今後の展開について、教えてください。

植松:BeatFitが目指しているものは、大きく3つあります。
1つ目は、一人ひとりのニーズに合ったプログラムの提供です。リスナーの要望に応える形で、ソフトウェアの機能拡充、及びコンテンツの量と質の強化をしていきます。

2つ目は、強固な会員基盤を作ることです。既存顧客会員同士のコミュニティを醸成していきます。

3つ目は、全ての人が健康的な生活を送れる社会の実現です。BeatFitの持つデータは「行動変容を起こす運動コンテンツ」というユニークなデータです。目指す世界を実現するために、このデータを事業シナジーのある企業様とのデータと掛け合わせ、ヘルスケア業界におけるBIG DATAプラットフォームを創造していきたいと思います。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 健康事業 音楽業界
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生活習慣病患者向けソフトウェア開発「Save Medical」が1億円調達!
株式会社Save Medicalは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社マクニカです。 Save Medicalは、生活習慣病患者向けのソフトウェア(治療を補助する単…
AIソリューション開発の「ハカルス」が1.7億円調達!
平成30年7月12日、株式会社ハカルスは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社エッセンシャルファーマ、大原薬品工業株式会社、株式会社キャピタルメディカ・ベ…
音楽素材プラットフォーム「Audiostock」がテレビ・ラジオ放送における印税受取りに対応
平成30年10月1日、株式会社クレオフーガは、一般社団法人日本音楽著作権協会と著作権信託契約を締結し、音楽出版事業を開始したことを発表しました。 クレオフーガは、音楽の使用ライセンスを売買できるサービ…
世界中の音が聴ける音楽アプリ「toremoro」の開発元が資金調達
平成30年10月1日、株式会社Toremoroは、資金調達を実施したことを発表しました。 「ASMR」「自然音」「電子音」「楽器音」など世界中の音が聴ける音楽アプリ「toremoro」を開発しています…
AIを活用した健康管理アプリ「カロミル」の運営元が総額6000万円調達!
平成30年5月14日、ライフログテクノロジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 平成30年1月に、DG Daiwa Venturesが運営するDG Labファンドから調達した資金とあわ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集