ジョブカンの基本情報をチェック!導入するメリット・デメリットとは?

創業手帳

6つのジョブカンシリーズの基本情報や、メリット・デメリットを解説します

ジョブカン
一人あたりの業務量が増え続けるなかで、効率性を高められる自動化ツールが注目されています。本記事で解説する「ジョブカンシリーズ」は、打刻管理、従業員の経費精算や採用活動などをクラウド上で一括管理できます。基本情報だけでなく、メリット・デメリットをまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

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株式会社Donutsが運営する「ジョブカン」とは?


「ジョブカン」とは、株式会社Donutsが運営する企業向けのバックオフィスツールです。これまで手入力で行ってきた業務の自動化を可能としており、従業員の働き方改革や生産性向上に役立ちます。また、全6シリーズ累計10万社への導入実績があり、信頼性も高いのが特徴です。

ジョブカンの基本情報


まずは、ジョブカンの基本情報から確認しましょう。合計6つのシリーズを用意し、あらゆるシーンにおける業務を自動化できます。また、クラウド上でデータを保存するため、複数のツールを導入した場合でも、まとめてユーザー情報を管理できます。

6つのシリーズから構成

ジョブカンは、全部で6つのシリーズで構成されています。「勤怠管理」、「ワークフロー」、「経費精算」、「採用管理」、「労務管理」、「給与計算」といった総合型の事務処理ツーです。1つだけ購入することはもちろん可能ですが、6つすべてを揃えることで、業務効率を大幅に向上できます。

・勤怠管理
「ジョブカン勤怠管理」は、従業員の勤務状況をリアルタイムで確認できるツールです。ICカード・GPSなどさまざまな打刻方法に対応しており、残業時間の把握や打刻失念を防げます。

・ワークフロー
「ジョブカンワークフロー」を使用することで、申請書類をクラウド上で管理しておけます。インターネット環境さえあれば、いつでも申請・承認を行えるため、テレワークにも便利です。

・経費精算
「ジョブカン経費精算」は、経費精算の申請・承認・管理といった経理業務のクラウド化が可能です。専用の読み取りツールを使用することで、ICカードの履歴情報を取り込み、交通費明細に反映できます。

・採用管理
人材の募集から内定までを一貫して行えるのが、「ジョブカン採用管理」です。10種類以上の求人媒体と連携しており、候補者情報が自動的にジョブカンに登録されます。

・労務管理
「ジョブカン労務管理」では、従業員の情報を一元管理し、帳票作成を自動で行えます。また、電子申請機能を備えており、公的機関に赴く必要がありません。

・給与計算
「ジョブカン給与計算」を導入することで、給与計算や帳票作成を自動的に行えるようになります。給与明細の発行だけでなく、源泉徴収票の作成にも対応しており、Web上で従業員に配布できます。

共通のIDで一括管理

ジョブカンは、上記の6つのサービスを提供していますが、共通IDによって、まとめて管理できます。たとえば、ジョブカン勤怠管理をすでに使用している企業が、追加でジョブカン給与計算を導入した場合、同じIDで紐づけることで、従業員情報がそのまま反映されます。

ジョブカンを導入するメリット


次に、ジョブカンを導入するメリットをご紹介します。これまで手入力で行っていた業務を自動化できるため、従業員の負担軽減や、メインの業務に時間を充てられるようになります。

業務効率の向上につながる

ジョブカンを使用するメリットは、業務効率の向上につながる点です。これまで、手作業で給与計算や、書類を作成していた業務をすべて自動で行えるようになります。また、クラウド上でデータが保存されるため、社内での情報共有も簡単に行えます。

無料プランを利用できる

ジョブカンをこれから導入してみたいという企業向けに、無料プランが用意されてます。6つのサービスすべてに無料プランが設けられており、コストをかけずに利用できます。ただし、ユーザーの登録数や、一部機能に制限があることから、業務として活用する際には有料版に切り替えることをおすすめします。

サポート体制が充実している

不明点や不具合が発生した際に、充実したサポートを受けられます。プランによって対応方法が異なり、有料プランでは、「電話・メール・ライブチャット」、無料プランでは、「電話・メール」での問い合わせが可能です。複数の媒体に対応しているため、場面に応じて使い分けられます。

ジョブカンのデメリット


多くのメリットがある一方で、デメリットにも気をつけましょう。クラウド上で管理を行えますが、初期設定の作業がやや複雑です。さらに、月額料金制を採用しているため、毎月決まった固定費が発生します。

初期設定がやや複雑

ジョブカンを業務で用いる前に、初期設定を行う必要があります。シリーズによって異なりますが、従業員のユーザー登録、部署・部門名、雇用形態といった基本情報を入力するため、規模が大きい企業だと手間がかってしまうのが難点です。

毎月の固定費用が発生する

ジョブカンは、月額制を採用しているため、毎月固定の費用が発生します。たとえば、ジョブカン採用管理では、無料プランのほかに、求人媒体自動連携機能付きの「STANDARDプラン」、無しの「LITEプラン」の2つを用意しています。登録する候補者数によって、毎月8,500~120,000円(税抜)の料金がかかるため、十分な予算をつくっておきましょう。

ジョブカンの料金


それぞれのシリーズで料金が異なるため、自社で導入する前に具体的な金額をチェックしておきましょう。

たとえば、ジョブカン給与明細には、無料プランに加え、ユーザー登録数無制限の有料プランがあります。有料プランは、ユーザー1名につき月額400円(税抜)であるため、30人の従業員を登録する場合、合計で月額12,000円(税抜)がかかります。また、月額最低料金2,000円(税抜)が設定されており、それ以上の金額になるように申し込まなければなりません。

・ジョブカン給与明細の料金

無料プラン

有料プラン

月額料金(税抜)

0円

400円(ユーザー1名につき)

機能

一部制限あり

すべての機能に対応

登録可能ユーザー数

5名まで

無制限

まとめ

社内業務の効率化・働き方の改善を目指している企業にとって、ジョブカンは多くのメリットがあります。毎月費用が発生するものの、ユーザー数に応じて価格が決まるため、創業間もない企業や中小企業でも導入しやすいのが嬉しいポイントです。ぜひ、この機会にジョブカンの導入を検討してみてください。

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