休園・クラス閉鎖の心強い味方!ベビーシッター制度導入のススメ

創業手帳

「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」を使えば安価で利用可能!

コロナ禍が長引く中で、お子さんの保育園が休園になったりして、在宅で働きながら子どもをみざるを得ないケースがあります。
また、新型コロナウイルスの流行が収束した後も、病気になってしまったりインフルエンザの流行によりクラス閉鎖が行われてしまったりするなど、お子さんの面倒を自宅で見ながら働くケースはあることでしょう。

お子さんがいる社員へのサポートのために、ベビーシッター制度を整備しておきませんか。
社員が安心して働くことができる様になります。

ベビーシッターを活用したほうが良い理由

ベビーシッターの利用は、親が出勤してその間ベビーシッターにお願いする場合と、親が在宅ワークで仕事をしベビーシッターを利用する2つのパターンがあります。
いずれの場合であっても、保育園への送迎がなくなるため感染拡大で重視されている接触の機会を減らすことができます。

また、在宅ワークで仕事をしながら子どもの面倒をみていると、仕事に集中するのが難しいことも。
オンライン会議中に子どもが泣いてしまうなど、トラブルに対する不安を解消することができるのも嬉しいポイントです。

ベビーシッターに依頼できる内容

ベビーシッターには、自宅でのお世話だけではなく、散歩や遊び、保育園や習い事などの送迎食事や入浴の補助、そして病児保育など多彩なサポートを依頼することができます。

自宅でのお世話

特に多いのが自宅でのお世話です。
自宅でのお世話は、お子さんが慣れた空間で、いつものおもちゃを使って遊ぶことができるので、お子さんに掛るストレスを軽減できます。
親が出勤などで自宅をあける場合には、立ち入り禁止の部屋を予め決めておくことで、プライバシーを守ることができます。

また、自宅でお世話をお願いする場合、貴重品の管理は利用者の責任です。
そのため、貴重品は施錠できる部屋に置いたり、金庫の中に入れるなどの対応を心掛けましょう。

散歩や遊び

散歩や遊びは、徒歩で行ける近距離に対応しているケースが多くあります。
長時間のお世話をお願いする際には、屋外で遊ぶことでお子さんが飽きずに過ごすことができます。

送迎

保育園や幼稚園だけではなく、習い事などの送迎もベビーシッターにお願いすることができます。
ベビーシッターというと未就学児のイメージが強いですが、低学年のお子さんの習い事の送迎も依頼できるのをご存知でしょうか。
ベビーシッターにもよりますが、小学校低学年と保育園児の兄弟の送迎などをまとめて依頼できるケースもあります。

食事や入浴の補助

長時間のお世話の場合には、食事やおやつそして入浴のサポートをお願いすることができます。
食事やおやつは予め保護者が用意し、アレルギーがある場合には必ず申し送りをしましょう。
入浴のサポートでは、シッターさんは着衣のままお子さんにシャワーを浴びさせてくれます。
帰宅が遅くなる時や、汗をかきやすい夏場に便利です。

病児保育

子どもの発熱や病気の際に助かる病児保育は、自治体にも保育室が設置されていますが、未就園児のみを対象としているケースが多いです。
ベビーシッターの病児保育では、小学生のお子さんでも対象になるので安心です。
全てのシッターさんが対応している訳ではないので、病児保育対応をうたっている所をチェックしておきましょう。

ベビーシッターを選ぶ時のポイント

ベビーシッターを選ぶ時に知っておきたいポイントをご紹介します。

運営形態

ベビーシッターには、大きく分けて2つの種類があります。

雇用型(派遣型)

ベビーシッター会社に登録をして、その会社のシッターさんが派遣されるサービスです。
入会金や年会費が掛かったり、会社やサービスによって差がありますが、1時間あたり2,000円~4,000円前後でお世話をお願いすることができます。

マッチング型

登録は必要なく、サイト上でシッターさんを探して条件交渉をします。
定期利用スポット利用の2つのパターンの料金設定があります。
定期利用の方が1時間当たりに換算するとリーズナブルな価格です。
ニーズに合わせて、オプション料金やシステム利用料が追加されます。

助成金が活用できるかどうか

自治体によっては、保護者が区内に在住しており、区内の保育園などを利用している場合に、認定事業者のベビーシッター利用料の補助を行っています。

保護者向けの助成金:東京都台東区

例えば、東京都台東区では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って通っている保育園が休園になった場合。
保護者が医療や交通などの社会生活を維持しているサービスで働いていると、東京都の認定を受けたベビーシッター事業所のベビーシッター利用料を助成する「ベビーシッター利用支援」を行っています。
要件を満たせば1時間150円というリーズナブルな価格で、シッターさんに子どものお世話をお願いすることができます。

事業所向けだけではなく、家庭向けにもこうしたサポートを行っている自治体は多いものです。
サポート体制を整えるのが難しい場合には、こうした自治体の取り組みを積極的に共有し、利用を促すのも良いかもしれません。

企業向けの助成金:内閣府ベビーシッター割引券

企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」では、事業主などに雇用されているパート・アルバイトを含む従業員や、厚生年金保険の被保険者である企業の代表や役員が、ベビーシッターサービスを利用した際のシッター料金の一部もしくは全部を助成しています。
以下は、令和3年度の概要です。

会社の規模によって企業の負担額が異なりますが、割引券1枚当たり企業負担は70円もしくは180円で、1枚当たりシッター代を2,200円、1日最大4,400円(2枚)もの助成を受けることができます。
1家庭につき1カ月当たり最大52,800円(24枚)の割引を受けられるのは嬉しいですね。

対象となる児童は、乳幼児または小学3年生までの児童とされていますが、身体障害者手帳や療育手帳の交付を受けていたり、同程度の障害を有すると認められている場合には小学6年生まで対象になります。
利用できるのは家庭内における保育やお世話、保育などの施設への送迎で、保育施設間の送迎などには利用できないので注意が必要です。

企業側の負担は、中小企業の場合1人あたり1,680円/月、それ以外の事業主の場合には1人あたり 4,320円/月
企業の負担が少なく福利厚生を導入できるので、導入企業は約1,500社(2021年9月現在)にのぼります。
令和4年度の概要は2022年4月頃に発表される予定です。
まだ導入なさっていない企業の方は、これを機に導入を検討してみませんか。

プランの内容・料金設定

ベビーシッター会社やサービスによって、プランの内容や料金設定はさまざまです。
ベビーシッター会社をリストアップする際には、料金だけではなくどんなサービスを提供しているのか確認し、多角的に判断するように心掛けましょう。

保険について

ベビーシッター会社やサービスでは、保険に加入しているケースが多くあります。
万が一サポート中にトラブルが発生した場合、どんなケースに対してどんな補償を受けることができるのか必ず確認しておきましょう。

資格や実績

ベビーシッター会社やサービスには、多彩なシッターさんが登録をしています。

シッターさんがホームページなどで紹介されている場合には、保育士や幼稚園教諭などの資格シッター歴などの実績を確認し、安心してお子さんをお任せできるか必ずチェックをしましょう。
ご自身のお子さんを育てた経験を活かして活躍している方は、資格を所有していない方も多いです。
その場合には、育児歴やシッター歴を確認するのがおすすめです。

在宅ワークおすすめのベビーシッター会社4選

在宅ワークにおすすめのベビーシッター会社を4社ご紹介します。
コース・料金やサービス内容は掲載当時のものです。
キャンセル料の設定や細かい規約などもありますので、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

株式会社ミラクス

miraxsシッターは、1991年に発足した30年以上の歴史があるシッターサービスです。
都内23区全域を対象にしており、年間15,000オーダーに上るシッティング事績があります。
産前産後サポート病児ケアサービスなど、きめ細かいサービスを提供しています。

問い合わせや予約はLINEからチャット感覚で可能なので、気軽に利用出来るのも嬉しいポイントです。

コースは3種類

miraxsシッターには、0~12歳を対象にした「ベビーシッターコース」と、産前産後のママとお子さんを対象にした「マザーヘルパーコース」、そして病中・病後のお子さんを対象にした「病児ケアコース」があります。

ベビーシッターコースには、オプションで「家事のお手伝い」があり、お子さんのお世話や送迎だけではなく、食事支度や掃除そして買い物といった家事を依頼することもできます。
またオプションには旅行同行などもあるので、出張の際にお子さんの面倒をみて欲しいというニーズにも対応可能です。

料金

基本料金
  正会員 ビジター会員
入会金 22,000円
年会費 13,200円
交通費 実費
シッター料金
(平日9:00~18:00)
2,200円/1時間 2,750円/1時間
送迎のみ料金 4,400円/2時間 5,500円/2時間

割増料金:シッター料金プラス該当の割増料金がかかります。
  正会員 ビジター会員
前日予約(19:00まで) 1,100円
当日予約 2,200円
土日祝(9:00~18:00) 440円/1時間 550円/1時間
平日時間外※ 440円/1時間 550円/1時間
土日祝時間外※ 880円/1時間 1,100円/1時間
延長料金 延長は15分単位での請求になります
※ 時間外(18:00~翌9:00)

オプション:オプションを追加した場合追加料金がかかります
  正会員 ビジター会員
沐浴 1,100円
料理 550円(30分単位)
買い物 550円(30分単位)
掃除 550円(30分単位)
その他家事(洗濯 etc…) 550円(30分単位)
事前面談(所要時間:1時間) 2,750円/1時間
旅行同行(交通費・食費・宿泊費別)  3,850円/1時間 ※詳細はお問い合わせください

miraxsシッターには、正会員ビジター会員があります。
正会員は入会金22,000円、年会費13,200円掛りますが、ビジターと比較してシッター料金が平日日中1時間あたり500円も安くなります。

また、兄弟がいる場合には2人目より基本料金が半額です。

株式会社ポピンズホールディングス

1985年に設立された株式会社ポピンズホールディングスは、1987年に在宅保育サービス(個人向け)を開始しました。
ポピンズシッターの対象は、関東圏や関西圏だけではなく、九州・沖縄地方と幅広いのも特徴のひとつです。

業界最大手のポピンズグループが運営しており、有資格者が9割で保育や子育てを経験したプロがお世話をしてくれます。
スマホで簡単予約でき、最短送迎は30分から利用可能です。

料金

入会金 無料
年会費 無料
手数料 保育料金に含む
保育料 1時間2,200円~※保育は2時間(初回は1時間)から、時間料金はシッターのスキル・経験に応じて異なります。
30分送迎 30分2,200円※30分送迎は1時間半まで延長可
かんたん家事 30分825円
延長 15分毎550円~
お子様2人目以降 保育1人あたり1時間1,100円~
30分送迎1人あたり1回1,100円~
早朝深夜 朝8時以前、夜9時以降保育料金に25%上乗せ
病児保育 3時間以下1回2,200円
3時間超1回4,400円※感染症対応の場合は、追加料金が1.5倍になります。
産前産後ケア 1回1,100円~
交通費 実費


ポピンズシッターは、入会金・年会費無料で、手数料は保育料金に含まれています。
国指定研修を未受講のシッターは保育料2,000円で、時間料金はシッターのスキルや経験に応じて異なります

株式会社ジャパンベビーシッターサービス

株式会社ジャパンベビーシッターサービスは、昭和47年に設立された日本で最初のベビーシッター会社です。

病児・病後児保育だけではなく、お子さんが急に体調を崩したときの病児お迎え・受診や、障がい児ケアの研修を受けたシッターによる障がい児保育など多彩なサポートを提供しています。
また、24時間以上連続保育にも対応しているので、出張で長期間家を空ける際にも安心です。

コース・料金

会員料金
入会金 11,000円
年会費 13,200円
基本料金 3,850円/1時間 4,400円/2時間 5,610円/3時間
延長 1時間コース:963円/15分  2時間コース:550円/15分 3時間コース:468円/15分
申込手数料 前日申し込み550円 当日申し込み1,650円
時間外 17:00-21:00 +550円/1時間 5:00-9:00・21:00-24:00 +825円/1時間  24:00-5:00 +1,100円/1時間
人数追加  兄弟姉妹+935円/1時間・1人 兄弟姉妹以外 +2,200円/1時間・1人
家事付き  基本料金+1,100円/1時間
沐浴  基本料金+1,430円/1回

ビジター料金
基本料金 8,250円/2時間 9,350円/3時間
延長 2時間コース:1,032円/15分  3時間コース:779円/15分
申込手数料 前日申し込み770円 当日申し込み2,200円
時間外 17:00-21:00 +660円/1時間 5:00-9:00・21:00-24:00 +975円/1時間  24:00-5:00 +1,460円/1時間
人数追加  兄弟姉妹+1,430円/1時間・1人 兄弟姉妹以外 +2,200円/1時間・1人
家事付き  基本料金+1,650円/1時間
沐浴  基本料金+2,200円/1回


ジャパンベビーシッターサービスは、会員料金ビジター料金の設定があります。
いずれも交通費は実費です。
宿泊・イベント・障がいをお持ちのお子さんの保育は、別料金なので直接お問い合わせください。

株式会社ベアーズ

ベアーズでは、関東圏と関西圏でベビーシッターサービスを提供しています。
1~12歳のお子さんを対象にしており、本の読み聞かせや宿題のサポートだけではなく、洗濯物たたみや食器洗いなどの簡単な家事にお子さんと一緒に取り組んでくれます。

クレジットカードの自動振替だけではなく、NP後払いに対応しており、シッター料金の後払いが可能です。

コース・料金

  1時間 基本時間 交通費 訪問回数  合計金額 延長料 
初回お試し 3,000円 3時間 917円 1回 10,817円 1,650円(税込)/30分
定期プラン 3,300円 3時間 917円 月2回~ 月額23,614円~ 4,290円(税込)/1時間
スポット(単発)プラン 4,000円 3時間 917円 1回 10,817円  
エクスプレス(即日)サービス 4,500円 3時間 917円 1回 10,817円  
デートナイトプラン 4,200円 3時間 917円 1回 10,817円  

8:00~21:00以外の時間外は、時間単価に25%上乗せした割増料金です。
スタッフ1名につき1名のお子さんのお世話が可能ですが、3歳以上の未就学児1名と12歳までの就学時1名の場合に限りお子さん2名のお世話にも対応しています。
その際のお子様2人目は1回の料金から50%割引になります。

株式会社ベアーズのサービスについてはこちらもあわせてご確認ください。
株式会社ベアーズとは

ベビーシッターを利用して安心して働ける環境を整備しよう

ご紹介したようにベビーシッターは、利用する保護者だけではなく企業向けに助成があり、導入しやすい環境が整っています。
在宅ワークに取り組む子育て中の社員をバックアップすることで、社員が安心して仕事に取り組むことが出来るだけではなく、在宅ワークの能率をあげることができます。
また、子育てをしながら働きやすい環境を整備することで、社員の定着率をあげ離職率をさげる効果も期待できます。

アフターコロナ時代にも役立つベビーシッター。
これを機に、活用してみませんか。

創業手帳では、創業者のための母子手帳「創業手帳(冊子版)」を、無料でお届けしています。
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(編集:創業手帳編集部)

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