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AI・ロボティクス製品を開発・販売する「Closer」が4.2億円調達

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2025年12月16日、株式会社Closerは、総額4億2000万円の資金調達を発表しました。

Closerは、AI・ロボティクス製品の開発・販売を手がけています。

高度なアーム制御、3DビジョンAI、フィジカルAIなどのソフトウェアを独自で開発しています。これを産業用ロボットに搭載し、高度かつ誰でも簡単に使えるロボットパッケージを開発・展開しています。

具体的なソリューションとしては、小型協働パレタイズロボット「Palletizy」や小袋移載ロボット「PickPacker」があります。

今回調達した資金は、開発、製造、営業、アフターサポートなどに活用します。


AIを搭載したロボットは、少子高齢化による労働力不足や危険・過酷な作業環境における安全性確保といった社会的課題に対応する手段として、世界的に研究開発が加速しています。

企業においても導入事例が増加しており、製造業や物流、医療・介護分野など幅広い領域で活用が広がっています。

現状のロボットは特定のタスクに特化した産業用機械としての性格が強く、溶接や組立、搬送など限定的な作業の代替にとどまっていますが、AI技術の進展はこの制約を打破する可能性を秘めています。

こうした流れを受けて、Closerは自動化のハードルが高い、食品・化粧品・医薬品・包装資材業界などを中心にロボットの導入を進めています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Closer ロボット
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